令和5年8月の鉱工業生産指数は、前月比0.2%の低下で2か月連続でマイナスとなり、99.1(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、業務用機械工業、生産用機械工業などで、上昇した業種は輸送機械工業、化学工業、金属製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比2.1%の上昇で3か月連続でプラスとなり、95.3(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は輸送機械工業、石油・石炭製品工業、プラスチック製品工業などで、低下した業種は食料品工業、電気機械工業(旧分類)、窯業・土石製品工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は16.7%の低下で11か月連続でマイナスとなり、在庫指数は2.3%の低下で3か月連続でマイナスとなりました。