令和5年6月の鉱工業生産指数は、前月比14.1%の上昇で4か月ぶりにプラスとなり、105.3(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。上昇した業種は金属製品工業、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業などで、低下した業種は化学工業、情報通信機械工業、その他製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比1.0%の上昇で3か月ぶりにプラスとなり、92.0(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は電気機械工業(旧分類)、化学工業、汎用・生産用・業務用機械工業などで、低下した業種は金属製品工業、輸送機械工業、食料品工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は26.7%の低下で9か月連続でマイナスとなり、在庫指数は4.1%の低下で3か月ぶりにマイナスとなりました。