令和5年5月の鉱工業生産指数は、前月比9.9%の低下で3か月連続でマイナスとなり、92.3(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、電気機械工業などで、上昇した業種は化学工業、食料品工業、その他製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比1.2%の低下で2か月連続でマイナスとなり、91.1(季節調整済指数)となりました。低下した業種は化学工業、金属製品工業、プラスチック製品工業などで、上昇した業種は輸送機械工業、石油・石炭製品工業、汎用・生産用・業務用機械工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は18.7%の低下で8か月連続でマイナスとなり、在庫指数は0.4%の上昇で2か月連続でプラスとなりました。