令和5年4月の鉱工業生産指数は、前月比0.5%の低下で2か月連続でマイナスとなり、102.4(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。低下した業種は輸送機械工業、食料品工業、金属製品工業などで、上昇した業種は電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業、非鉄金属工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比1.4%の低下で3か月ぶりにマイナスとなり、92.2(季節調整済指数)となりました。低下した業種は石油・石炭製品工業、電気機械工業(旧分類)、その他工業などで、上昇した業種は化学工業、鉄鋼・非鉄金属工業、食料品工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は8.7%の低下で7か月連続でマイナスとなり、在庫指数は1.6%の上昇で3か月ぶりにプラスとなりました。