令和5年3月の鉱工業生産指数は、前月比8.4%の低下で2か月ぶりにマイナスとなり、102.9(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、プラスチック製品工業などで、上昇した業種は金属製品工業、業務用機械工業、生産用機械工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比3.0%の上昇で2か月連続でプラスとなり、93.5(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は食料品工業、石油・石炭製品工業、電気機械工業(旧分類)などで、低下した業種はその他工業、化学工業、鉄鋼・非鉄金属工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は21.2%の低下で6か月連続でマイナスとなり、在庫指数は0.8%の低下で2か月連続でマイナスとなりました。