令和5年2月の鉱工業生産指数は、前月比14.2%の上昇で3か月ぶりにプラスとなり、112.3(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。上昇した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、化学工業などで、低下した業種は金属製品工業、生産用機械工業、食料品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比2.6%の上昇で6か月ぶりにプラスとなり、90.8(季節調整済指数)となりました。上昇した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、その他工業、石油・石炭製品工業などで、低下した業種は化学工業、鉄鋼・非鉄金属工業、電気機械工業(旧分類)などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は13.6%の低下で5か月連続でマイナスとなり、在庫指数は2.4%の低下で2か月ぶりにマイナスとなりました。