令和4年11月の鉱工業生産指数は、前月比6.0%の上昇で5か月ぶりにプラスとなり、112.3(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。上昇した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、プラスチック製品工業などで、低下した業種は化学工業、食料品工業、金属製品工業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比0.2%の低下で3か月連続でマイナスとなり、92.9(季節調整済指数)となりました。低下した業種は金属製品工業、汎用・生産用・業務用機械工業、化学工業などで、上昇した業種は石油・石炭製品工業、食料品工業、電気機械工業(旧分類)などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は5.8%の低下で2か月連続でマイナスとなり、在庫指数は2.7%の上昇で2か月ぶりにプラスとなりました。