令和4年7月の鉱工業生産指数は、前月比16.4%の低下で3か月ぶりにマイナスとなり、120.1(季節調整済指数、平成27年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、食料品工業などで、上昇した業種は生産用機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業、鉱業などでした。
一方、鉱工業生産者製品在庫指数は、前月比0.5%の低下で2か月ぶりにマイナスとなり、95.3(季節調整済指数)となりました。低下した業種は汎用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業(旧分類)、窯業・土石製品工業などで、上昇した業種は鉄鋼・非鉄金属工業、食料品工業、石油・石炭製品工業などでした。
また、原指数(平成27年=100)で前年同月比をみると、生産指数は5.3%の低下で3か月ぶりにマイナス、在庫指数は0.6%の上昇で2か月連続でプラスとなりました。