三重県内経済情勢（令和3年5月の指標から）

　新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況が続いているものの、持ち直しの動きがみられる。（生産は、持ち直しつつある。個人消費は、感染症の影響が残るものの、持ち直しの動きがみられる。雇用情勢は、感染症の影響により、弱い動きとなっているなかで、有効求人数等の動きには底堅さがみられる。）
　1.　概況
（生産）
　鉱工業生産指数は、7か月ぶりに減少した。
（消費）
　大型小売店（百貨店・スーパー）販売額（既存店調整値）は、2か月ぶりに前年比減となった。
　コンビニエンスストア販売額（三重県全店値）は4か月連続で前年比増となり、家電販売額（三重県全店　値）は8か月ぶりに前年比減となった。
　自動車（新車）登録台数（軽自動車を除く）は8か月連続で前年比増となり、軽自動車（新車）販売台数　は8か月連続で前年比増となった。
　新設住宅着工戸数は、2か月連続で前年比増となった。
（雇用）
　有効求人倍率は1.17倍となり、前月を0.06ポイント上回った。