三重県内経済情勢（令和2年9月の指標から）

　新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況が続いているものの、持ち直しの動きがみられる。（生産は、持ち直しつつある。個人消費は、感染症の影響が残るものの、持ち直しの動きがみられる。
雇用情勢は、感染症の影響により、弱い動きとなっている。）
1.　概況
（生産）
　鉱工業生産指数は、4か月ぶりに低下した。
（消費）
　大型小売店（百貨店・スーパー）販売額（既存店調整値）は、5か月ぶりに前年比減となった。
　コンビニエンスストア販売額（三重県全店値）は7か月連続で前年比減となり、
家電販売額（三重県全店値）は5か月ぶりに前年比減となった。
　自動車（新車）登録台数（軽自動車を除く）は12か月連続で前年比減となり、
軽自動車（新車）販売台数は12か月連続で前年比減となった。
　新設住宅着工戸数は、2か月連続で前年比減となった。
（雇用）
　有効求人倍率は1.01倍となり、前月から横ばいとなった。