平成30年8月の生産指数は、前月比10.1%の低下で5か月ぶりでマイナスとなり、139.2(季節調整済指数、平成22年=100)となりました。低下した業種は電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、情報通信機械工業などで、上昇した業種はパルプ・紙・紙加工品工業、食料品工業、金属製品工業などでした。
一方、在庫指数は前月比4.4%の低下で3か月連続でマイナスとなり、110.8(季節調整済指数)となりました。低下した業種は電気機械工業(旧分類)、化学工業、非鉄金属工業などで、上昇した業種はプラスチック製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、繊維工業などでした。
また、原指数(平成22年=100)で前年同月比をみると、生産指数は0.6%の低下で17か月ぶりでマイナス、在庫指数は6.1%の上昇で6か月連続でプラスとなりました。