県では、平成24年(2012)年4月に、おおむね10年先を見据えた県の戦略計画「みえ県民力ビジョン」を策定し、その中で「県民力でめざす『幸福実感日本一』の三重」を基本理念として掲げたことから、「みえ県民意識調査」により、県民の皆さんの「幸福実感」を把握し、県政運営に活用してきました。
今回、令和4年1月から2月にかけて実施した「第11回みえ県民意識調査」の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。
〇調査の概要等
1 調査期間 令和4年1月から2月まで
2 調査方法 県内に居住する18歳以上の10,000人に対する郵送アンケート
(調査票の回収は、記入した調査票の返送又はインターネット上での回答)
3 有効回答数 5,277人(有効回答率 52.8%)
4 調査項目
・幸福感
・地域や社会の状況についての実感
・行動計画に関すること
・ご家族に関すること
・県政の情報の入手等に関すること
5 今回調査のポイント
<日ごろ感じている幸福感>
・幸福感について10点満点で質問したところ平均値は6.73点で、前回調査より0.01点低くなったものの、
第1回調査よりも0.17点高く、過去3番目に高い数値となりました。
<地域や社会の状況についての実感>
・地域や社会の状況についての実感をおききしたところ、「実感している層」の割合は、「三重県産の農
林水産物を買いたい」が86.2%で最も高くなっています。次いで、「自分の住んでいる地域に愛着があ
り、今後も住み続けたい」(75.3%)、「犯罪や事故が少なく、安全に暮らせている」(68.9%)の順
で、これまでの11回の調査を通じて同順位となっています。
一方、「実感していない層」の割合は、「働きたい人が仕事に就き、必要な収入を得ている」が64.6%
で、第1回調査以降、継続して最も高くなっています。次いで、「国内外に三重県の魅力が発信され、
交流が進んでいる」(57.6%)、「道路や公共交通機関等が整っている」(56.9%)の順となっていま
す。
・第1回調査から質問内容を変えずに継続的におききしている11項目のうち、第1回調査より「実感して
いる層」の割合が高くなったのは10項目で、増加幅が最も大きかったのは「必要な医療サービスが利用
できている」(+14.4ポイント)、次いで、「子どものためになる教育が行われている」(+12.4ポ
イント)、「災害の危機への備えが進んでいる」(+10.1ポイント)の順となっています。
一方、「実感していない層」の割合は、「道路や公共交通機関等が整っている」(+1.0ポイント)、
「三重県産の農林水産物を買いたい」(+0.6ポイント)を除く9項目で第1回調査より低くなってい
ます。
6 その他
第11回みえ県民意識調査の集計結果をまとめた報告書は、7月1日から県ホームページでご覧いただけます。また、令和4年7月下旬以降に県庁や各県庁舎(地域防災総合事務所、地域活性化局等)に配置します。
URL https://www.pref.mie.lg.jp/KIKAKUK/HP/mieishiki/
(「みえ意識」で検索)