県では、「みえ県民力ビジョン」において、「県民力でめざす『幸福実感日本一』の三重」を基本理念として掲げており、県民の皆さんの「幸福実感」を把握し、県政運営に活用するため、1万人の県民の皆さんを対象に毎年「みえ県民意識調査」を実施しています。
今回、令和3年1月から2月にかけて実施した「第10回みえ県民意識調査」の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。
今後、集計結果をもとに戦略企画部において分析を進めます。
※令和3年4月9日に速報値として公表した数値に変更はありません。
〇調査の概要等
1 調査期間 令和3年1月から2月まで
2 調査方法 県内に居住する18歳以上の10,000人に対する郵送アンケート
(調査票の回収は、記入した調査票の返送又はインターネット上での回答)
3 有効回答数 5,658人(有効回答率 56.6%)
4 調査項目
・幸福感
・地域や社会の状況についての実感
・行動計画に関すること
・ご家族に関すること
・新型コロナウイルス感染症に関すること
・脱炭素など地球温暖化対策に関すること
5 今回調査のポイント
<良かった点>
・幸福実感について10点満点で質問したところ平均値は6.74点で、前回調査より0.05点、第1回調査より
も0.18点高く、過去2番目に高い数値となりました。
・健康づくりへの取組状況を質問したところ、「取り組んでいる」が67.2%と最も高く、前回調査と比較
すると「取り組んでいる」が13.9ポイント高くなっており、年々増加しています。
<課題点>
・結婚に対する考え方について質問したところ「いずれ結婚するつもり」と答えた未婚の人は56.8%で、
前回調査より7.0ポイント低下しました。
・実際の子どもの数が理想の子どもの数より少ない理由を質問したところ、「子育てや教育にお金がかかり
すぎるから」の割合が81.2%と最も高く、次いで「仕事と子育てを両立できる職場環境ではないから」
(59.0%)、「子どもを育てる環境(保育所、学校など)が整っていないから」(26.4%)の順となり
ました。
・新型コロナウイルス感染症の拡大に際して不安に思ったことについて質問したところ、「自分や家族の感
染への不安」が91.1%と最も高く、次いで「検査・医療体制への不安」(60.1%)、「差別や偏見に対
する不安」(41.6%)の順となりました。
・地球温暖化対策のためには、どのような取組が必要かについて質問したところ、「廃棄物の3Rの促進」
が56.4%と最も高く、次いで「日常生活における節電など省エネルギーの取組の推進」(54.2%)、
「再生可能エネルギーの普及」(51.1%)の順となりました。
6 その他
第10回みえ県民意識調査の集計結果をまとめた報告書は、5月20日12時から県ホームページでご覧いただけます。また、令和3年6月中旬以降に県庁や各県庁舎(地域防災総合事務所、地域活性化局等)に配置します。
URL http://www.pref.mie.lg.jp/KIKAKUK/HP/mieishiki/
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