県では、「みえ県民力ビジョン」において、「県民力でめざす『幸福実感日本一』の三重」を基本理念として掲げており、県民の皆さんの「幸福実感」を把握し、県政運営に活用するため、一万人の県民の皆さんを対象に毎年「みえ県民意識調査」を実施しています。
今回、令和3年1月から2月にかけて実施した「第10回みえ県民意識調査」の集計結果(速報)がまとまりましたので、お知らせします。
〇 調査の概要等
1 調査期間 令和3年1月から2月
2 調査方法 県内に居住する18歳以上の10,000人に対する郵送アンケート
(調査票の回収は、記入した調査票の返送又はインターネット上での回答)
3 有効回答数 5,658人、有効回答率56.6%
(過去2番目に高い回答率)
(郵送回答75.7%、Web回答24.3%)
4 調査項目
・幸福感
・地域や社会の状況についての実感
・行動計画に関すること
・ご家族に関すること
・新型コロナウイルス感染症に関すること
・脱炭素など地球温暖化対策に関すること
5 今回調査のポイント
・県内に居住する18歳以上の1万人に調査を行ったところ、有効回答率が56.6%で、過去2番目に高く
なりました。
・幸福感について10点満点で質問したところ、平均点は6.74点となり、過去2番目に高くなりました。
・「地域や社会の状況についての実感」を示す、「みえ県民力ビジョン」に掲げる政策分野15の「幸福
実感指標」では、第1回調査から継続している11項目のうち、10項目が第1回調査より、実感している
層の割合が高くなっています。
・子どもの希望に対して質問したところ、「ほしい・ほしかった」と回答した人は80.3%で、前回調査
より3.1ポイント高くなりました。
・健康づくりの取組状況について質問したところ、「取り組んでいる」と回答した人は67.2%で、前回
調査より13.9ポイント高くなりました。
・新型コロナウイルス感染症の感染拡大に際して不安に思ったことについて質問したところ、「自分や家
族の感染への不安(91.1%)」、「検査・医療体制への不安(60.1%)」、「差別や偏見に対する不安 (41.6%)」の割合が高くなりました。
6 その他
第10回みえ県民意識調査の集計結果(確報)をまとめた報告書は、5月中旬以降に県ホームページに掲載する予定です。また、6月中旬以降に県庁や各県庁舎(地域防災総合事務所、地域活性化局等)に配置する予定です。