第32回全国高等専門学校プログラミングコンテストで最優秀賞等を受賞した鳥羽商船高等専門学校の学生が副知事を訪問します。
1 日時 令和3年12月20日(月)14時30分から14時50分まで
2 場所 三重県庁プレゼンテーションルーム(津市広明町13番地)
3 訪問者
鳥羽商船高等専門学校 制御情報工学科 学生3名
情報機械システム工学科 学生8名
校長 和泉 充 氏
情報機械システム工学科
教授 江崎 修央 氏
准教授 中井 一文 氏
助教 中古賀 理 氏
4 応対者
副知事 廣田 恵子
戦略企画部長 安井 晃
5 内容
(1)今回の受賞内容の説明
(2)各取組のプレゼンテーション
(3)記念撮影
6 受賞内容
(1)第32回全国高等専門学校プログラミングコンテスト
一般社団法人全国高等専門学校連合会の主催で、国公私立高専の学生を対象に、プログラミング技術
を活用した作品の制作により、情報通信技術におけるアイデアと実現力を競うもので、1990年の第1
回から毎年1回開催されています。課題部門・自由部門・競技部門の3部門で、プレゼンテーション、
デモンストレーション等により評価されます。
鳥羽商船高等専門学校は、「楽しく学び合える!」をテーマにした課題部門に全国の高専から34作品
の応募がある中で、最も上位(全国1位)の最優秀賞及び全国2位の優秀賞を受賞しました。
○最優秀賞
『学魚養殖(がくぎょうようしょく)-遠隔で養殖について学び、地域産業を体験し理解するー』
作品の概要:
三重県南部で盛んなマダイ養殖を対象に、遠隔から小中学生が給餌体験、魚体サイズ測定、へい死
発見などをお手伝いするアプリの開発
○優秀賞
『SEN-KEN』
作品の概要:
AIを活用した動作解析に基づくクイズを通じてバレーボールやバトミントンなどのスポーツの技術
向上を支援するアプリの開発
(2)U-22プログラミング・コンテスト2021
U-22プログラミング・コンテスト実行委員会の主催で、高専の学生だけでなく22歳以下を対象の作
品提出型のコンテストです。
1980年に経済産業省主催として、優れたIT人材の発掘・育成を目的にスタートし、2014年の民間移
行後は次代を担うITエンジニアを応援したい、という主旨に賛同する企業支援のもと、実行委員会主
催で開催を継続して、毎年1回開催され今回42回目です。
全国の大学生などから374作品の応募があり、鳥羽商船高等専門学校は、高専から唯一の最終発表者
に選ばれ、経済大臣賞、経済産業省商務情報政策局長賞につぐ、スポンサー企業賞を受賞しました。
○スポンサー企業賞
『よそくる』
作品の概要:
既存の観光統計情報における課題から、正確な観光統計データの取得とそれに伴う観光業界への支
援を目的に開発。車のナンバープレート認証を利用した交通量調査をもとに、一般的な観光基礎デー
タ(曜日、天気、コロナ感染者数)などから来訪者数をディープラーニング予測、Webサイトで来訪
者情報を可視化できるようにしたものです。