国の文化審議会(会長 宮田亮平)は、平成28年3月11日(金)に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、重要文化財(美術工芸品)の新指定等及び登録有形文化財(建造物)の新登録について、文部科学大臣に答申を行いました。
このうち、三重県関係では、次の重要文化財(美術工芸品)3件及び登録有形文化財(建造物)3件の答申が行われました。
1 重要文化財(美術工芸品)の新指定の答申が行われたもの(詳細は別紙参照)
○ 彫刻の部
木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)1軀 菰野町
○ 絵画の部
絹本著色 弘法大師像(けんぽんちゃくしょく こうぼうだいしぞう)1幅 津市
2 重要文化財(美術工芸品)の追加指定の答申が行われたもの(詳細は別紙参照)
○ 書跡・典籍・古文書の部
佐藤家文書(さとうけもんじょ)(五十九通) 八巻一通 津市
(参考)
・今後の官報告示を経て、県内の国宝・重要文化財は186件となる予定です。
3 登録有形文化財(建造物)の新登録の答申が行われたもの(詳細は別紙参照)
○ 八千代玄関棟(やちよげんかんとう)ほか 計3棟 松阪市
(参考)
・今回、答申が行われた登録有形文化財(建造物)は、全国で199件あり、今後の官報告示を経て、
登録有形文化財(建造物)の累計は、10,691件となります。
・これによって、県内の登録有形文化財(建造物)は226件となる予定です。