南海トラフ地震等の際に生じる災害廃棄物処理については、様々な課題に対して迅速かつ的確な判断が必要となります。
このたび、県、市町および民間事業団体を対象として、災害廃棄物の処理過程を想定した参加型の演習を行い、対応力や関係者の連携の向上を図るとともに、県および市町の災害廃棄物処理計画への反映を通じて、三重県全体の災害廃棄物処理体制の強化を図るため、三重県災害廃棄物対策図上演習を下記のとおり開催します。
1 日時
平成28年1月29日(金曜日)10時00分から16時45分まで
2 場所
三重県勤労者福祉会館 講堂(三重県津市栄町1丁目891番地)
3 内容
あらかじめ設定した水害(台風)を想定し、発災後3日目から4日目まで(前半)および7日目から8
日目まで(後半)の期間を設定します。
参加者が対応を考えるための「状況付与シート」を用い、住民からの問い合わせや、処理施設への災害
廃棄物の搬入、協定締結民間団体への協力依頼など、与えられる様々な状況に対し、廃棄物処理の担当者
として、何をするべきか考えて対応します。
4 スケジュール
10時00分から11時30分 ガイダンス等
11時30分から12時30分 図上演習(前半)
12時30分から13時30分 休憩
13時30分から13時45分 演習前半のレビュー
13時45分から14時45分 図上演習(後半)
14時45分から16時15分 とりまとめ、各班発表
16時15分から16時45分 講評
5 参加機関
(1)県:環境生活部廃棄物対策局、防災対策部災害対策課、健康福祉部健康福祉総務課、
県土整備部施設災害対策課
(2)市町等:市町および一部事務組合等の廃棄物関係部署
(3)民間事業者団体:一般社団法人三重県産業廃棄物協会、一般財団法人三重県環境保全事業団、
一般社団法人三重県清掃事業連合会、太平洋セメント株式会社
6 演習中止の場合
以下の(1)~(5)のいずれかに該当する場合は、中止します。
(1)演習当日、県災害対策本部が設置されている場合
(2)演習当日、県内に震度4以上の地震が発生した場合
(3)演習当日、県内沿岸に津波注意報が発令された場合
(4)演習当日、東海地震に関する情報、警戒宣言が発表された場合
(5)その他、演習実施が適当でないと判断される場合
7 その他
当日の取材は可能です。なお、取材の際は自社腕章の着用をお願いします。