国の文化審議会(会長 宮田亮平)は、平成28年1月15日(金)に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、登録有形民俗文化財の新登録について、文部科学大臣に答申を行いました。
このうち、三重県関係では、次の登録有形民俗文化財1件の答申が行われました。
1 登録有形民俗文化財の新登録の答申が行われたもの
○ 志摩半島の生産用具及び関連資料
(しまはんとうのせいさんようぐおよびかんれんしりょう) 志摩市
( 参 考 )
・文化財の登録制度は、緩やかな保護措置により文化財を後世に継承していくため国が導入した、指定制度を補完する制度です。有形民俗文化財の登録制度は平成17年に導入されました。
・登録有形民俗文化財は、これまで三重県にはなく、今回が初めての登録となります。
・今回、答申が行われる予定の登録有形民俗文化財は、全国で6件あります。今後の官報告示を経て、文化財登録原簿に登録されると、登録有形民俗文化財の全国累計は42件となります。