三重県農林水産部 森林・林業経営課の情報発信取組「三重の木づかい人」が、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する『ウッドデザイン賞2015』を受賞しました。
ウッドデザイン賞は今年度より創設された顕彰制度で、書類による第一次審査、審査委員会による第二次審査を経て、応募総数822点の中から受賞作品397点が選出されました。表彰部門はライフスタイルデザイン部門、ハートフルデザイン部門、ソーシャルデザイン部門の3部門で構成されており、「三重の木づかい人」は今回、木を使って地域や社会を活性化しているものを対象としたソーシャルデザイン部門で受賞しました。
ウッドデザイン賞を受賞した作品には、ウッドデザインマークの使用が認められるとともに、様々な機会を通じて受賞作品のPRが行われる予定です。県では、このような機会も活用し、県産材利用拡大の取組をさらに進めてまいります。
●「三重の木づかい人」概要
製材事業者や建築事業者など三重県内で「木づかい」に関わる人たちの声を県のホームページで紹介する取組です。多くの方に「もっと木を知ってほしい」「もっと木にこだわってほしい」という思いから、「三重の木づかい人」の仕事へのこだわりやスギ・ヒノキの良さ、特徴などをインタビュー形式で発信しています。
三重の木づかい人:http://www.pref.mie.lg.jp/SHINRIN/HP/mori/89564000001.htm
●『ウッドデザイン賞2015』概要
創設主旨:
木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で表彰することによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、ひいては国産材の需要が拡大し、適正な森林整備が進むことを目的としています。
対象:建築・空間、木製品、取組、技術・研究等、木に関するあらゆるモノ・コト
表彰部門:
ライフスタイルデザイン部門・・・木を使って暮らしの質を高めているもの
ハートフルデザイン部門・・・木を使って人の心を豊かに、身体を健やかにしているもの
ソーシャルデザイン部門・・・木を使って地域や社会を活性化しているもの
賞の構成:最優秀賞(農林水産大臣賞) 1点
優秀賞(林野庁長官賞) 3点×3部門
奨励賞(審査員特別賞) 10点×3部門
ウッドデザイン賞(入賞) 第二次審査を通過したものすべて
主催:ウッドデザイン賞 運営事務局
後援:林野庁