1 要旨
北勢児童相談所において、保護者から交付依頼があった療育手帳判定に係る判定書(以下「判定書」と
いう。)を、誤って別の保護者に送付したことが判明しました。
2 経緯
6月15日(月)、児童が通学する学校へ提出するため、保護者から北勢児童相談所に、判定書の交付
依頼がありました。
北勢児童相談所は、6月30日(火)に判定書を郵送する際、依頼のあった保護者ではなく、誤って別
の保護者の住所・宛名を記載した封筒に判定書を封入し、郵送しました。
このことは、7月1日(水)午後、判定書を受け取った別の保護者から北勢児童相談所へ電話連絡があ
り、判明しました。
なお、判定書には、児童の住所、氏名、生年月日、知能指数、知能検査実施日、検査方法等の個人情報
が記載されていました。
3 保護者への対応
判定書を受け取った保護者からの連絡を受けて、7月1日(水)夕方、担当課長が保護者宅を訪問し、
謝罪するとともに誤送付された判定書を回収しました。
判定書の交付依頼をしていた保護者については、7月1日(水)夜、電話連絡しましたが、相手方の都
合により詳しい説明等ができなかったため、7月2日(木)、電話で事情説明を行い、謝罪しました。さ
らに、7月3日(金)、改めて面談したうえで謝罪と事情説明を行い、了解をいただきました。
4 原因
交付依頼のあった保護者に判定書の送付作業を行う際、別の保護者に関する事務作業を同時並行で行っ
ていたことから、住所を取り違えてしまったものです。
5 今後の対応方針
再発防止策として、個人情報が含まれる文書の送付にあたっては、担当者が確認したうえで、送付前に
別の職員が再確認をすることについて、全児童相談所で徹底します。