南伊勢町の奈屋浦漁港において漁業地域における被災時の事業継続計画(水産業BCP)を策定します。
水産庁では、拠点的漁港を核とするモデル地域において、水産物の生産・流通過程の中心を担う漁港・市場を軸とした地域一体となった水産業BCPを策定し、その実効性の評価を行うとともに、それらの手法についてマニュアルを整備し、全国へ普及・啓発することとしています。
本年度は、全国3地区のモデル地域において水産業BCPの策定に取り組むこととしており、南伊勢町が管理する奈屋浦漁港がその一つに選定されました。
1.事業名
平成27年度水産基盤整備調査委託事業
「拠点的漁港の水産物流通に係る防災・減災対策の検討調査」
2.関係団体
南伊勢町、三重外湾漁業協同組合、水産物生産流通関係者など
3.策定期間
平成27年度~平成28年度の2箇年(予定)
※ 水産業BCPとは
漁港管理者、市場開設者、加工業者などが連携し、大規模災害が発生した場合に、水産物の生産・流通に与える損害を最小限にとどめるとともに、水産物の生産・流通機能の継続あるいは早期復旧を可能とするための方法、手段などを漁港ごとに取り決めておくものです。