公立学校職員の懲戒処分について

　平成２７年５月１１日付けで、下記のとおり懲戒処分を行いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１　処分年月日　平成２７年５月１１日

２　被処分者、根拠法令、処分内容及び処分対象事案の概要
・　松阪市立松尾小学校　校長（男性５５歳）
・　根拠法令　　地方公務員法第２９条第１項第１号及び第３号
・　処分内容　　免職
・　概　　要
　　上記の者は、平成２７年４月１０日、１３日、１４日の３回にわたり、同校校長室の金庫に現金で
　保管されていた学校徴収金等から総額２１３，０００円を窃取しました。また、松阪市立鎌田中学校
　長として在職していた平成２７年３月には、虚偽の領収書を作成し、松阪市教育委員会が鎌田中学校
　区学力向上推進協議会に委託した「学力向上推進サポート事業」及び鎌田中学校特色ある学校づくり
　推進委員会に委託した「特色ある学校づくり推進事業」の委託金から、総額２４０，０００円を窃取
　しました。
　　なお、４月２３日（木）までに、同人は全額を返済しました。

３　今後の方針
　　所属職員を管理監督する責任を負い、服務規律の厳正な確保に努める義務を有する管理職のこのよ
　うな行為は、学校教育に対する県民の信頼を著しく損なうものであり、かかる事案が発生しましたこ
　とを極めて重く受け止めています。
　　県教育委員会としましては、４月２３日（木）に行われた三重県小中学校長会定期総会や４月３０
　日（木）に開催した市町等教育長会議などにおいて、各校長が改めてその使命と職責の重大さを自覚
　し、学校運営にあたるよう徹底したところですが、今後ともあらゆる機会を捉え、服務規律の確保に
　ついて徹底し、教職員の一層の資質向上に努めてまいります。