2016年の主要国首脳会議(サミット)について、本県への誘致を推進するため3月10日に首相官邸、外務省、国家公安委員会へ要望活動を行いました。その概要は次のとおりです。
1 概要
2016年みえ伊勢志摩サミット誘致推進協議会会長である三重県知事から、本県の誘致のポイント
を説明し、伊勢志摩地域がサミットを開催するのに最適の場所であることをアピールし、要望書を手渡
しました。
知事からは、三重県のアピールポイントとして、
(1)賢島が島であり2つの橋梁でしか島へ渡れないことや、三重県には皇室や海外の要人が多く訪れて
おり警備の経験が豊富であることなど警備上の優位性があること
(2)伊勢志摩地域には他者や多様な価値観を受け入れる精神性があり、平和を発信できるメッセージ性
があること
(3)環境と産業の両立や自然と成長の調和がとれている地域であること
(4)会議場や宿舎が日本を代表するホテルであること
など、本県にはサミットを開催するための諸条件が整っていることを訴えました。
これらのことから、安倍総理大臣がホストとして開催するサミットにふさわしい地域であることを力
強くアピールしました。
2 日時
平成27年3月10日(火)午後2時から5時まで
3 要望先
(1)首相官邸
対応者:菅義偉 内閣官房長官
官房長官からは、選定はまだ白紙の状態であり、これから検討するとの発言がありました。
(2) 外務省
対応者:岸田文雄 外務大臣
外務大臣からは、我々は評価ポイントに従い公正な立場で評価するのが仕事、外務省としては既に
首相官邸に提出したので、現在政府で検討の作業を行っていると思うとの発言がありました。
(3)その他
この他、加藤勝信内閣官房副長官、世耕弘成内閣官房副長官、国家公安委員会担当者(山谷国家公
安委員会委員長に急遽所用が入ったため担当者に要望しました。)に要望活動を行いました。
4 参加者
2016年みえ伊勢志摩サミット誘致推進協議会
会 長 三重県 知 事 鈴木 英敬(すずき えいけい)
構成団体 志摩市商工会 会 長 坂下 啓登(さかした ひろとみ)
同上 志摩市観光協会 会 長 西尾 新(にしお しん)
特別顧問 衆議院議員 三ツ矢 憲生(みつや のりお)
同上 参議院議員 吉川 ゆうみ(よしかわ ゆうみ)
三重テラスクリエイティブディレクター 生駒 芳子(いこま よしこ)
(三ツ矢議員は官房長官と外務大臣、吉川議員と生駒様は外務大臣のみ要望に同席)