3月5日(木曜日)から8日(日曜日)まで、石垣英一副知事が台湾ランタンフェスティバル及び高雄市ランタンフェスティバルへ参加するため台湾を訪問しました。概要は次のとおりです。
1.台湾ランタンフェスティバル
(1)三重県の取り組み
3月5日から3月15日まで台中市で開催される台湾ランタンフェスティバルに、三重県から、忍者や海女、夫婦岩など、三重県の観光資源をモチーフにしたランタンを2013年から3年連続で出展しました。
また、三重県ブースも出展し、パンフレットなどの配布を行い三重県の観光をPRしました。
加えて、三重県津市からは、安濃津よさこいチ-ム73名(役員を含む)が参加し、市中心部の道路やメインステージでの演舞で会場を盛り上げました。
安濃津よさこいチームは、今回で連続14回目の参加となり、三重県と台湾との交流の礎となっています。
(2)メインステージでのアピール・点灯式参加
(ア)日時 平成27年3月5日(木曜日)午後6時から7時15分
(イ)場所 ランタンフェスティバルメインステージ(台中市)
(ウ)参加者
石垣英一三重県副知事、小柴眞治安濃津よさこい組織委員会会長 他
馬 英九(ば えいきゅう)総統、謝 謂君(しゃ いくん)交通部観光局局長 他
(エ)概要
石垣副知事は、メインステージでの演舞を観覧し、三重県から参加した安濃津よさこいチームの演舞の前に、メインステージにて三重県をアピールしました。
副知事からは、世界的に盛大なお祭りに、昨年に引き続き三重県からランタンを出展できたことに対し感謝を述べるとともに、三重県の松阪肉や伊勢エビなどの食べ物や伊勢神宮などの観光資源をPRしました。
また、その後、午後7時から行われたフェスティバルのオープニングを飾る点灯式に、馬総統、謝観光局局長等とともに参加しました。
なお、同日のランタンフェスティバルの来場者は台湾観光局の発表によると110万人でした。
(3)台湾観光局主催歓迎夕食会
(ア)日時
平成27年3月6日(金曜日)午後6時30分から8時30分
(イ)場所
晶宴(しょうえん)会館(台北市)
(ウ)参加者
石垣英一三重県副知事、小柴眞治安濃津よさこい組織委員会会長 他
謝 謂君(しゃ いくん)交通部観光局局長 他
(エ)概要
石垣副知事は挨拶の中で、日本からのランタン出展が、3年連続となる三重県の他にも、今回から、名古屋市、北海道、香川県、藤沢市など計5つの自治体に広がり、このイベントを契機として日台の観光交流が広まっていることは喜ばしいことであると述べるとともに、三重県の安濃津よさこいと北海道のYOSAKOIソーランが合同チームをつくりメインステージで台湾の皆さまに演舞を披露していることは素晴らしい旨述べました。
また、謝観光局局長から、三重県が2013年から3年連続でランタンを出展したことに対する感謝状の授与を受けました。なお、感謝状は、他にも、安濃津よさこい組織委員会など日本からランタンフェスティバルに参加し演舞を行っている団体など計10団体に贈られました。
2.新北市副市長との面談
平成25年10月に観光協定を締結した新北市副市長との面談を行いました。
(1)日時
平成27年3月6日(金曜日)午後3時から3時30分
(2)場所
新北市役所(新北市)
(3)参加者
石垣英一三重県副知事 他
侯友宜(こうゆうぎ)新北市副市長 他
(4)概要
石垣副知事から、平成25年10月に観光協定を締結して以来、本年2月に開催された平渓国際天燈祭りに三重県観光・国際局長が2年連続で参加させてもらっていることへの御礼を述べました。
侯新北市副市長は、三重区が縁で三重県に親しみを感じているとともに、新北市にも観光資源が多いので喜んで観光交流を進めたいと述べました。
3.高雄市ランタンフェスティバル
昨年11月に鈴木英敬知事が高雄市にて面談した陳 菊(ちん きく)市長から、高雄市が主催するランタ ンフェスティバルへ今回初めて招待を受け参加しました。
(1)高雄市歓迎昼食会
(ア)日時
平成27年3月7日(土曜日)午後0時30分から2時30分
(イ)場所
高雄市エキシビションセンター(高雄市)
(ウ)参加者
石垣英一三重県副知事、千葉県教育振興部次長 熊本市観光文化局長 他
陳 菊(ちん きく)高雄市長 他
(エ)概要
石垣副知事は、高雄市ランタンフェスティバルに参加する韓国釜山市やアメリカ・ポートランド市、千葉県や熊本市等の高雄市と交流のある自治体関係者らとともに歓迎昼食会に参加し陳市長らと懇談しました。
(2)高雄市ランタンフェスティバル・パレード参加
(ア)日時
平成27年3月7日(土曜日)午後7時から9時
(イ)場所
市内幹線道路(高雄市)
(ウ)参加者
石垣英一三重県副知事、千葉県教育振興部次長 熊本市観光文化局長他
陳 菊(ちん きく)高雄市長 他
(エ)概要
石垣副知事は、高雄市ランタンフェスティバルの市内パレードに参加しました。陳市長らとともにオープンカーに分乗し、市内幹線道路をパレードしました。
パレード観覧の際に同席した市長との懇談の中で、副知事は、「『鈴鹿サーキットパーク』が設置される『TAROKOパーク高雄』が完成したのちに三重県の観光・物産展を開催し、三重県と高雄市との交流を深めたい。」と述べました。
なお、市内パレードの来場者は高雄市の発表によると80万人でした。
(3)「TAROKOパーク高雄」見学
(ア)日時
平成27年3月8日(日曜日)午前10時から10時30分
(イ)場所
「TAROKOパーク高雄」建設地(高雄市)
(ウ)参加者
石垣英一三重県副知事 他
楊雅雯(よう がうん)大魯閣開発有限会社副社長 他
(エ)概要
副知事は、「TAROKOパーク高雄」建設地を見学しました。副知事より、本年末に予定されている開業時に三重県の観光・物産をPRするイベントを開催したいとして協力をお願いしました。
※「TAROKOパーク高雄」の概要
台湾の「三功グループ」企業である大魯閣(たろこ)開発株式会社が開発する大型複合商業施設。同グループ企業で台湾を中心に「TAROKO」というブランド名でスポーツレジャー施設を展開している基創実業(きそうじつぎょう)株式会社と株式会社モビリティランドが「鈴鹿サーキット」のライセンス使用及び娯楽施設へのコンサルティング契約を締結し、「TAROKOパーク高雄」内に鈴鹿サーキット国際レーシングコースのレイアウトをイメージしたレンタルカートコースや、鈴鹿サーキットの遊戯機種を導入する「鈴鹿サーキットパーク」が建設されている。2014年6月15日に着工が始まり、2015年12月21日開業予定。
スポーツ用品店、シネコン、フィットネスジムなどの他に、食品スーパーやイベントスペースを備え、年間来場者数は延べ1000万人を見込んでいる。