三重県では、公共事業への県民の理解を深めるために、その目的、効果、成果ならびに工事施工を担っている建設業の役割を広報する取組を行うこととしています。
中勢流域下水道事務所では、11月22日(土)にポンプ機械棟と幹線管渠工事の現場見学会を、地域住民を対象に開催しました。見学会では、大変珍しい工法であるニューマチックケーソン工法やシールド工法への質問が多く出され、また、実際の工事現場を見ていただき、地下で行われている大規模な工事に興味をもったといったお声をいただくなど盛況に開催することができました。
見学会概要
日時 平成26年11月22日(土) 午前9時30分から11時30分
場所 志登茂川浄化センター建設現場(津市白塚町~河芸町影重地内)
内容 下水道事業の目的・効果の説明、工事の説明及び工事現場の見学
参加者 津市河芸町一色地区住民 18名
その他 今回の見学会は、三重県中勢流域下水道事務所と三重県建設業協会津支部の共催により実
施しました。
(工事概要)
工事名:中勢流域下水道(志登茂川処理区)ポンプ機械棟(土木)建設工事
箇 所:津市白塚町~津市河芸町影重
事業の目的:各家庭から流された汚水を、水処理施設へ送るためのポンプを設置する建物の建設
今回の工事の特徴等:ニューマチックケーソン工法による地下構造物築造
※ニューマチックケーソン工法:地上で構造物を築造し、空気の圧力により地下水の侵入を防ぎな
がら掘削を行い、構造物を所定の深さまで沈設する工法
概要:地下構造物の大きさ 縦40.1m×横27.1m×高さ 24.5m
施工者:大林・市川・アイケーディ特定建設工事共同企業体
工 期:平成24年12月19日~平成27年5月22日
(工事概要)
工事名:中勢流域下水道(志登茂川処理区)志登茂川幹線(第1工区)管渠工事
箇 所:津市白塚町
事業の目的:各家庭からの汚水を集積して浄化センターへ流す下水道管の建設工事
今回の工事の特徴等:シールド工法による管渠築造工事
概要:施工延長 1,500m 内径 1,200mm
施工者:熊谷・東海土建特定建設工事共同企業体
工 期:平成25年10月16日~平成28年2月2日
※県政記者クラブ、第2県政記者クラブ、津市政記者クラブに資料提供しています。