平成26年11月7日(金曜日)の台湾訪問の概要は、以下のとおりです。
1 台北国際旅行博(ITF)オープニングセレモニー参加
(1) 日時(時刻は現地時間、日本との時差は-1時間)
平成26年11月7日(金曜日)10時00分から10時45分まで
(2) 場所
台北世界貿易センター(台北市)
(3) 参加者
馬 英九(ば えいきゅう)総統、葉 匡時(よう かんじ)交通部長、謝 謂君(しゃ いくん)交通部観光局局長、頼 瑟珍(らい そちん)台湾観光協会会長、鈴木英敬三重県知事、アメリカ、韓国等の在台湾外交団、中華航空会長等計17名
(4) 概要
知事は、毎年30万人以上が来場する台湾最大の国際旅行博である台北国際旅行博(ITF)のオープニングセレモニーに日本代表の一人として参加し、馬総統、台湾観光局謝局長、各国大使等とともに、オープニングのテープカットを行いました。
これにより、台湾での三重県の存在感を高めるとともに、台湾観光関係者との関係をさらに強化しました。
2 チャイナエアライン社長との昼食交流会
(1) 日時(時刻は現地時間、日本との時差は-1時間)
平成26年11月7日(金曜日)12時30分から14時15分まで
(2) 場所
リージェント台北ホテル(台北市)
(3) 参加者
林 鵬良(りん ほうりょう)チャイナエアライン社長、羅 皓明(ら こうめい)チャイナエアライン台湾地区処長、李 嘉進(り かしん)亜東関係協会会長、陳 志任(ちん しにん)亜東関係協会総務部長等 台湾側計6名
鈴木英敬三重県知事、尾頭嘉明(びとう よしあき)中部国際空港株式会社取締役執行役員等 三重県側計5名
(4) 概要
知事から林社長に対し、昨年10月に孫洪祥(そん こうしょう)同社会長に要望し10月29日より週13便から週14便となった台北-中部国際空港便の増便についてお礼を述べるとともに、三重県として今後、台湾第2の都市高雄市からの誘客に向けた取組に注力していくこととしており、誘客増大に向けて不可欠となる高雄-中部国際空港便の早期復活を要望しました。
林社長からは、路線復活に向けては、その後の搭乗客の安定的な確保が重要との発言があり、知事からは、高雄と三重を含む中部地方との人の往来を増やすよう三重県としても努力してゆくとして前向きな検討を依頼しました。
※亜東関係協会
台湾外交部所管の対日窓口機関であり、台北駐日経済文化代表処の台北本部。
3 台北国際旅行博(ITF)メインステージ出演
(1) 日時(時刻は現地時間、日本との時差は-1時間)
平成26年11月7日(金曜日)15時30分から16時00分まで
(2) 場所
台北世界貿易センター(台北市)
(3) 参加者
鈴木英敬三重県知事、志摩市のゆるキャラ「しまこさん」(※1)、海女保存会会長三橋まゆみさん(※2)、「ALLOVER(オールオーバー)」4名(秋月(あきづき)ゆめ、中山瀬梨奈(せりな)、夏井みく、徒然(つれづれ)みおれ)(※3) 計7名
(4) 概要
まず、海女衣装に使用する絣(かすり)生地(色は濃紺と赤)のバンダナを付けたALLOVERの5名が、日本の強みであるポップカルチャーと伝統文化を融合させた元気あふれるパフォーマンスを見せました。
その後、知事が、志摩市のゆるキャラ「しまこさん」、海女保存会会長三橋まゆみさんとともにステージに登場し、日本で最も現役の海女が三重県に多いこと、外国人観光客にも人気の「海女小屋」では伊勢エビなどの海の幸が食べられることなどをPRしました。
日本のポップカルチャー「アキバ系アイドル」と、ゆるキャラ「しまこさん」への注目度は非常に高く、これに日本の伝統文化である「海女」の組み合わせたステージでは立ち見を含め、およそ300名を超える観客がビデオやスマートフォンのカメラで熱心に撮影する姿が見られました。
※1 「しまこさん」
旧志摩町のキャラクターとしてデザインされ、平成26年10月の志摩市合併10周年を記念して着ぐるみが制作、発表されました。
※2 三橋まゆみさん
海女保存会会長を務めるベテラン海女さん。
※3 ALLOVER
アキバ文化を調査・発表するために複数のアイドルグループまたはソロ活動しているアイドルから選抜され、2012年に結成されたアイドルプロジェクト。現在のメンバーは24名(2014年8月現在)。最近では、各地域(目黒区全体、自由が丘、北茨城、千葉県など)やイベント・商品などのPRを限定課外調査と題しての活動も行っています。