本県が昨年から催行を働きかけていた、台湾の大手靴メーカー「La new(ラニュー)(*1)」が主催する大規模ハイキングツアーに、本年は、世界遺産登録10周年を迎える熊野古道が選定され、8月26日から9月7日までの間、熊野古道松本峠を訪れるほか、県内を観光します。
1 ツアーの日程
平成26年8月24日(日曜日)から9月5日(金曜日)までの間、8月31日と9月4日を除き毎日出発(各班4泊5日の滞在)
2 行程
1日目
到着:台北(一部高雄)発→関西国際空港着
訪問:和歌山県内観光
2日目
訪問:熊野古道中辺路
3日目
訪問:熊野古道伊勢路(松本峠)、鬼ヶ城、夫婦岩、伊勢神宮、おかげ横丁
宿泊:合歓の郷
4日目
訪問:鳥羽水族館、伊賀流忍者博物館、大阪市内観光
5日目
訪問:大阪市内観光
帰国:関西国際空港発→台北(一部高雄)着
3 ツアーの概要
台湾の大手靴メーカーが毎年日本で1ヶ所を選定して開催している、数百人規模のハイキングツアー。
今回は計11班のツアーが組まれ、現時点で参加者は600人を超える予定です。
<最近の開催実績>
平成24年:四国(香川県飯野山)370人
平成25年:軽井沢 740人
4 熊野古道ハイキングツアー実施の経緯
県内において、安濃津よさこい組織委員会(小柴眞治会長)が平成14年から台湾との間で深めてきた交流を契機として、本県が台湾との交流・連携の強化に取り組む中、台湾観光協会の戴啓珩(タイ ケイコウ)副会長(台湾の旅行会社「保保(ボビー)旅行社(*2)」代表取締役社長)を通じて本ツアーに関する情報提供があり、平成25年11月に、La new社、保保旅行社など関係者によるツアーの下見を通じて、今回の旅行企画が実現しました。
5 対応について
ツアー第1班が8月26日(火曜日)午前9時頃に鬼ヶ城センター(熊野市木本町1835−7)に到着することから、熊野市、熊野市ふるさと振興公社(鬼ヶ城センター)と連携し、横断幕や手旗による出迎え、記念品贈呈、記念撮影などの歓迎対応を行います。
その後、松本峠と鬼ヶ城の散策を行い、昼食後(午前11時30分頃)、伊勢に向けて出発します。県内の各訪問先でも、ツアー来訪の歓迎が行われる予定です。
(鬼ヶ城センターでの出迎えから出発までの間、県担当者が同行します。)
(*1) La new社について
1996年創業の紳士靴・婦人靴メーカー。台湾全土で約160店舗を展開。台湾プロ野球「ラミゴ・モンキーズ」球団と球場を保有するほか、ウエディング・プラザ、高級会員制スポーツクラブも展開。2007年に日本に進出、東京にも店舗あり。
(*2) 保保旅行社について
1968年創業の台湾大手旅行会社。国内外の旅行を取り扱う綜合旅行社であり、安濃津よさこいと台湾の交流を担当している。戴啓珩代表取締役は、現在台湾観光協会の副会長を務めている。東京に支社あり。