1 概要
平成25年12月12日に株式会社三商(本社:鈴鹿市野町西三丁目一番三号 代表取締役 鈴木孝)から届出のあった鈴鹿市白子町地内(南玉垣・白子土地区画整理事業地内)における鉛による土壌汚染について、本日(平成26年1月16日)、浄化対策が完了した旨の報告がありました。
2 内容
株式会社三商から提出のあった土壌汚染措置完了報告書の内容は次のとおりです。
(1) 平成25年12月18日から26日にかけて、鉛が環境基準を超えていた区画の汚染土壌
158.3トンを掘削除去し、清浄土で埋め戻しました。
(2) 掘削除去した汚染土壌は、汚染土壌処理業許可業者で適切に処理しました。
なお、汚染区域及びその周辺の土壌および地下水について、汚染がないことを確認しています。
3 報告内容の問い合わせ先
株式会社ジーエルプラン(四日市市中里34番1)
059-345-9492
090-1282-9899(担当::木下氏)
[参考:鉛の物性等について]
鉛は、人の臓器や組織に通常でも存在する物質です。人が鉛を取り込む可能性があるのは、主として呼吸や飲水などによると考えられます。
化合物によって毒性は異なりますが、高濃度の鉛による中毒の症状としては、食欲不振、貧血、尿量現象、四肢筋の虚弱などがあります。
鉛は地殻の表層部には重量比で0.0015%存在し、36番目に多い元素です。水や大気中からも検出される鉛には、人為的な排出のほかに地質に由来するものが含まれます。