県内の主要な19水浴場(18海水浴場、1河川水浴場)において、開設期間前の水質調査を実施し、水浴場水質判定基準に基づき判定したところ、全ての水浴場が「適」又は「可」となりました。
また、水質調査を実施した海水浴場のうち、比較的利用客数の多い6ヶ所において、海水の放射能濃度を調査したところ、全ての地点の検体で放射能は検出されませんでした。
【水質調査】
1.調査対象水浴場
三重県内の19水浴場(18海水浴場、1河川水浴場)
2.調査年月日
平成25年5月7日、5月21日
3.調査項目
ふん便性大腸菌群数、COD(化学的酸素要求量)、透明度、油膜の有無、
pH、病原性大腸菌O-157
4.調査結果
水浴場水質判定基準(別添)に基づき判定したところ、最も水質の良いAAが
12ヶ所、Aが1ヶ所、Bが6ヶ所と全ての水浴場が水浴に適した水質でした。
《水浴場ごとの判定結果》
・水質AA「適」 12ヶ所
市営安楽島、鳥羽白浜、千鳥ヶ浜、阿児の松原、次郎六郎、
御座白浜、大矢浜、城ノ浜、三木里、新鹿、大泊、
多度峡
・水質A 「適」 1ヶ所
二見浦
・水質B 「可」 6ヶ所
千代崎、鼓ヶ浦、御殿場、香良洲、松名瀬、大淀
・水質C及び不適
該当無し
【放射能濃度調査】
1.調査対象水浴場
水質調査を実施した海水浴場のうち、比較的利用者数の多い6ヶ所
(千代崎、御殿場、二見浦、千鳥ヶ浜、御座白浜、新鹿)
2.調査年月日
平成25年5月7日(採水)、平成25年5月8日(測定)
3.調査項目
放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137
4.調査結果
全ての地点の検体で不検出でした。
※不検出:検出下限値1Bq(ベクレル)/L(リットル)未満
(参考)
・「水浴場の放射性物質に関する指針」(環境省水・大気環境局水環境課
平成24年6月改定)により、「水浴場の放射性物質に係る水質の目安」
として、放射性セシウム(放射性セシウム134及び放射性セシウム
137の合計)が10Bq/L以下という値が定められています。