福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の状況を把握するため、伊勢湾及び尾鷲湾の計3地点において、海水中の放射性物質濃度を調査したところ、放射性セシウムの濃度は事故前と同程度でした。
1.調査項目
放射性セシウム134、放射性セシウム137
2.採取年月日
平成24年8月20日
3.調査地点(別紙参照)
伊勢湾2地点、尾鷲湾1地点
4.調査結果(別表参照)
放射性セシウム134はすべての地点で不検出(検出下限値0.0011
~0.0012Bq/L未満)でした。
放射性セシウム137の測定結果は以下のとおりで、いずれも海上保安庁が
福島第一原子力発電所事故以前に調査した伊勢湾内の測定結果と同程度でした。
(調査結果:放射性セシウム137)
伊勢湾 No.1 0.0018Bq/L
No.2 0.0016Bq/L
尾鷲湾 0.0013Bq/L
(参考)
伊勢湾内の過去の調査結果(海上保安庁が実施)
平成19年度~平成22年度 0.0013~0.0021Bq/L