県内の主要な21水浴場(20海水浴場、1河川水浴場)において、開設期間前の水質調査を実施し、水浴場水質判定基準に基づき判定したところ、全ての水浴場が「適」又は「可」となりました。
また、水質調査を実施した海水浴場20ヶ所において、海水の放射能濃度を調査したところ、全ての地点で放射能は検出されませんでした。
【水質調査】
1.調査対象水浴場
三重県内における21水浴場(20海水浴場、1河川水浴場)
2.調査年月日
平成24年5月17日、5月28日、5月29日
3.調査項目
ふん便性大腸菌群数、COD(化学的酸素要求量)、透明度、油膜の有無、
pH、病原性大腸菌O-157
4.調査結果
水浴場水質判定基準(別添)に基づき判定したところ、最も水質の良いAAが
16ヶ所、Bが5ヶ所と全ての水浴場が水浴に適した水質でした。
《水浴場ごとの判定結果》
・水質AA「適」 16ヶ所
大淀、二見浦、神前、市営安楽島、鳥羽白浜、千鳥ヶ浜、阿児の松原、
次郎六郎、御座白浜、大矢浜、南張、城ノ浜、三木里、新鹿、大泊、
多度峡
・水質B 「可」 5ヶ所
千代崎、鼓ヶ浦、御殿場、香良洲、松名瀬
・水質A、水質C及び不適
該当無し
【放射能濃度調査】
1.調査対象水浴場
水質調査を実施した海水浴場20ヶ所
2.調査年月日
平成24年5月28日、5月29日
3.調査項目
放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137
4.調査結果
全ての地点で不検出でした。
※不検出:検出下限値1Bq(ベクレル)/L(リットル)未満
(参考)
・「水浴場の放射性物質に関する指針」(環境省水・大気環境局水環境課
平成24年6月改定)により、「水浴場の放射性物質に係る水質の目安」
として、放射性セシウム(放射性セシウム134及び放射性セシウム
137の合計)が10Bq/L以下という値が定められています。