RDF事故によるばい煙などの飛散がほぼ収まった後の土壌環境等への影響を確認するため、発電所敷地境界
を含む一般土壌8地点、農用地土壌7地点および河川2地点で実施した簡易調査の結果を公表します。
今回の調査結果は、簡易調査に基づく推定値です。
一般土壌
9月3日に発電所敷地境界4地点、9月4日に周辺4地点(多度町力尾2地点、東員町穴太、東員町城
山)で行った簡易調査の結果は、6未満~11 pg-TEQ/g であり、すべての地点で環境基準値
(1,000 pg-TEQ/g)を下回り、異常は認められませんでした。
農用地土壌
9月3日~4日に周辺7地点(桑名市嘉例川2地点、東員町六把野新田2地点、多度町北猪飼1地点、多
度町力尾2地点)で行った簡易調査の結果は、6未満~110pg-TEQ/gであり、すべての地点で環
境基準値(1,000 pg-TEQ/g)を下回り、異常は認められませんでした。
水質環境
9月4日に嘉例川上下流の2地点で行った簡易調査の結果は、0.54、0.63 pg-TEQ/Lで
あり、両地点において環境基準値(1 pg-TEQ/L)を下回り、異常は認められませんでした。
今後の方針
追加本調査結果(今回と同時採取)については、9月下旬から10月上旬に判明する予定です。また、一般土
壌(8月22日採取)の本調査結果についても、来週中に判明する予定です。