君ヶ野ダムからの放流に気をつけて!
君ヶ野ダムでは、ダム上流の降雨により一級河川八俣川から流れこむ水量が増加し、定められたダムの貯水位を越える恐れがあり、一定量の水量を越えた場合は、ダムの主ゲートから放流を行います。
また、流れ込む水量が毎秒180m3を越えた時点で、流れ込む水量の一部をダムに貯えつつ放流を継続します。(これを洪水調節といいます)
このようなダムの主ゲートからの放流時には、ダムから下流の河川の水位が上昇する恐れがありますので、河川の近くにいる人は川から離れていただきますようお願いします。
その際は、各警報局から放送とサイレンでお知らせします。
また、警報車両でも放送を行っています。
そのほかにも、ダムから下流の沿川には警報看板でも周知を行っています。
主ゲート:クレストゲート、オリフィスゲート
平常時 | 洪水時 |
桜の時期には、こんなに穏やかです。 | この時で、約毎秒100立方メートルの放流です。 |
両側の建物の中にあるのが、洪水調節の時に使用されるオリフィスゲートです。 オリフィスゲートは常用洪水吐きゲートで2門有ります。 |
100年に1回程度発生する規模の洪水までは、全てこの水門で制御され下流の洪水を緩和します。 このゲートでは最大放流量、毎秒450立方メートルまでの放流を行います。 |
下流真見井堰付近です。 |
君ヶ野ダムでは、河川法第48条に規定する(危害防止のための措置)により
- 立て札による放流の注意及び警報の内容をお知らせしています。
- 警報局のサイレンによる警告と放送による注意の呼びかけをいたします。
- 警報車による巡視及び警報による呼びかけをいたします。
注意
警報局によるサイレン、放送、警報車は次の場合に行います。
- 河川の水位が急激に上昇するとき(30分間に30cm以上)
- 放流量が30m3/sを越えると予想される時