- 治水の役割
君ヶ野ダム上流に降った雨により、一級河川八手俣川に流れ込む水量が毎秒180m3を越えた時点で、流れ込む水量の一部をダムに貯え(この操作を洪水調節といいます)、下流の雲出川の水位上昇を抑制し、下流域を洪水から守ります。 - 利水の役割
君ヶ野ダム下流の雲出川では、水道水、工業用水のほか農業用水も取水されています。晴天が続き、雲出川の水位が下がり、取水が困難になりそうな場合には、ダムから放流を行い、雲出川の水量を補います。
このように君ヶ野ダムには、二つの役割があることから「多目的ダム」と呼ばれています。