平成26年台風11号における君ケ野ダムの防災操作(洪水調節)の効果
君ヶ野ダムでは、大雨の時にダムに流れ込む水を貯めて雲出川の増水を緩和する操作(防災操作(洪水調節))を行い、洪水被害の軽減を図っています。
今回の台風11号では、三重県に大雨特別警報が発表されるなど、県内に多くの降雨をもたらしましたが、ダムの防災操作を行うことにより雲出川の増水を緩和させました。
1 降雨期間 8月9日4時から10日12時 2 累計雨量 流域平均累計雨量は500ミリ(最大時間雨量:9日14時51ミリ) 3 ダム防災操作よる効果 この降雨により、9日14時40分にダムに最大で毎秒453m3の流入がありましたが、ダムの防災操作を行い、ダム下流には毎秒258m3を放流し、毎秒195m3をダムに貯留することにより雲出川の増水を緩和させました。 この防災操作により、君ヶ野ダム下流の津市一志町内にあ・髑蜍ツ水位観測所地点では約24cmの水位低減効果があったと推定されます。 (速報のため数値は変更することがあります)
8月9日16:00時点の君ケ野ダムの状況
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君ヶ野ダム防災操作状況 |