■令和2年度優良工事表彰式を開催しました。
令和元年度に完成した建設工事の中から下記の工事を選定し、令和2年6月30日に表彰式を開催しました。
表彰式には、受注者の代表取締役と監理技術者に出席していただき、当事務所長より工事期間中の労をねぎらうとともに感謝の意を表しました。
工 事 名:平成30年度中勢沿岸流域下水道(志登茂川処理区)
安濃北幹線(第3-2工区)管渠工事
施工箇所:津市安濃町内多 地内
受 注 者:藪建設株式会社
代表取締役:藪 光仁 様
監理技術者:北村 大輔 様
工事概要:延長L=419.8m
開削工(φ250mm)L=412.3m、人孔工N=6基
選定理由
この工事では、農耕地に囲まれた現場で、農繁期にかかる施工時期の設定でしたが、狭い現場状況にもかかわらず、適切な工程管理のもと工期を1ヶ月以上短縮し、農作業に与える影響を大きく減らされたこと。また、地域の小学生を対象とした現場見学会開催に協力されるなどの地元貢献への取組みや、コンクリート舗装復旧に新技術を活用して、復旧した農道のひび割れ抑制や耐久性向上を図っていただく等、現場施工にあたり積極的かつ丁寧に取組まれたことを評価させていただきました。
工 事 名:平成30年度宮川流域下水道(宮川処理区)
内宮幹線(第5-3工区)管渠工事
施工箇所:伊勢市神田久志本町 地内
受 注 者:株式会社森組
代表取締役:森 庄平 様
監理技術者:中屋 隆文 様
工事概要:延長L=184m
推進工(φ800mm)L=176m、立坑工N=2箇所、人孔工N=2基
選定理由
この工事では、掘進する地層が大きく変化する厳しい施工条件の現場で、推進工事に関する豊富な経験をもとに、対策工法を積極的に提案されるなど、高い技術力をもって着実な施工管理を行い、工期内に完成することができたこと、また、立坑の築造位置が朝夕の交通量も多く、中高生の通学路にもなっている市道上であり、道路利用者の安全確保が課題でしたが、細心の配慮をもって対策に取組まれ、事故なく円滑に施工されたことを評価させていただきました。
優良工事表彰制度について
三重県と建設業界が連携して進める「三重県建設産業活性化プラン」において、継続的な技術力の維持・向上につながる取り組みの一つとして、推奨すべき実績を納めた受注者(企業及び当該工事の主任(監理)技術者)を表彰する制度であり、平成26年度から実施しております。戻る