平成28年12月12日(月)、三重県では、一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局と県産水産物の持続可能な利用及び水産業の発展等を目的とした包括協定を締結しました。
一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局は、今回、全国で初めて地方公共団体との包括協定を締結しました。
協定概要については、次のとおりです。
・目的
県と一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局が包括的な連携のもと、
ブルーシーフードガイドの推進及び海洋環境保護教育の推進等において相互に協力
し合うことで、県産水産物の持続可能な利用及び水産業の発展等に寄与することを
目的としています。
・内容
県と一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局は、この目的を達成するため、
次の事項について連携します。
(1)ブルーシーフードガイドの推進に関すること
(2)海洋環境保護教育の推進に関すること
(3)県産水産物の持続可能な利用及び水産業の発展に関すること
・協定締結者
一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局 理事長 井植 美奈子
三重県知事 鈴木 英敬
■ 法人概要
一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局
・代表者 理事長 井植 美奈子
・活動内容 持続可能な社会をめざし、次世代に美しい海を受け渡すため、
海洋環境の保護教育活動を行う。
・その他 セイラーズフォーザシーは、平成16年にロックフェラー&
カンパニー会長のDavid Rockefeller, Jr.によって設立された
NGO団体。日本支局は平成23年に任意団体として発足し、
平成25年に一般社団法人化。
・URL http://sailorsforthesea.jp/
■ ブルーシーフードガイド
水産資源の持続可能な利用を促進するため、科学的に検証されたサステナブルなシーフードをお勧めする、
シーフードレーティングプログラム。このリストに掲載されたシーフードを優先的に消費することにより、
資源が枯渇している魚種を過剰漁獲や違法漁業から守り休ませて、資源の持続可能性を高める事ができる。