漁師の食卓(レシピ)
あさり玉
旬の季節:春 地域:松阪地区 材料(4人分)アサリ・・・・・・・・・・・・・・・・500g |
作り方①砂出ししたアサリを真水でよく洗い、600ccの水に入れ、火にかける。 |
レシピの特徴・由来松阪漁業協同組合青壮年部が、地元で獲れるアサリとアオサをアピールしようと考案した、おいしくて簡単にできるたこ焼き風料理です。松阪漁業協同組合青壮年部が出店するイベントでは定番のメニューとなっています。ぜひご家庭でも作ってみてくだ |
イカナゴのくぎ煮
旬の季節:春 地域:伊勢湾地域 材料(4人分)生イカナゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・400g
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作り方①しょうがはせん切りにする。 |
レシピの特徴・由来煮詰めたイカナゴが茶色く折れ曲がっている様が、さびたクギのように見えることから、くぎ煮と呼ばれるようになったと言われています。毎年、3月初旬ごろに漁が解禁されるイカナゴは、伊勢湾に春を告げる風物詩として地元で重宝されています。鮮度の低下が非常に早いため、獲れたての新鮮なものを入手したら、すぐに調理しましょう。 |
バンチョ貝のつくだ煮
旬の季節:春 地域:香良洲地区 材料(1人分)バンチョ貝・・・・・・・・・・・・・・・・・20~30個 |
作り方①水洗いしたバンチョ貝を鍋で数分間ゆでる。 |
レシピの特徴・由来バンチョ貝は、標準和名をツメタガイをいう巻貝の仲間です。アサリ等の二枚貝を食べるため、アサリ漁師には嫌われますが、つくだ煮にすると大変美味です。 |
ひじき煮付け
旬の季節:春 地域:志摩地域 材料(4人分)乾燥ひじき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
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作り方①乾燥ひじきはたっぷりの水に20分ほど浸して戻しておく。 |
レシピの特徴・由来伊勢志摩地域は全国でも、ひじきの一大産地として知られており、主に春季に、海岸近くの岩に自生するひじきが海女さんらによって収穫されます。ひじきには食物繊維のほか、カルシウムや鉄などのミネラルが豊富に含まれています。煮つけにしておけば保存がきくので、お弁当のおかずや、晩酌のおつまみとして活用してみてはいかがですか。 |
さかなのこ
旬の季節:春 地域:東紀州地域 材料(4人分)シイラやブリの卵・・・・・・・・・・・・・・・500g |
作り方①シイラやブリの卵は、血があれば水にさらして血抜きし、食べやすい大きさに切る。 |
レシピの特徴・由来シイラやブリの卵巣で作る漁師料理です。湯通しすると花が咲いたように広がるため、見た目にも美しい逸品です。また、冷やして食べてもおいしいです。 |
鯛のべっこう寿司
旬の季節:春 地域:東紀州地域 材料(4人分)マダイフィーレ・・・・・・・・・・・・・・240g |
作り方①米をとぎ、水を入れ、炊飯する。 |
レシピの特徴・由来魚の王様と称されるマダイは、天然で漁獲されるだけでなく、県南部を中心に養殖もさかんに行われています。このレシピは、平成18年度農村女性組織いきいきネット紀州と、牟婁地区漁協女性部連絡協議会の交流会で、漁村女性部から出された試食レシピです。 |
小魚のフリット
旬の季節:春 地域:東紀州地域 材料(4人分)小魚(ネンブツダイ、クロホシイシモチ、オキヒイラギなど)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 |
作り方①小魚はウロコと頭、内臓をとる。 |
レシピの特徴・由来料理研究家の枝元なほみ氏が早田へ来られた際、料理されたレシピを尾鷲水産室の技師が再現したものです。通常はあまり市場に流通しない未利用魚を活用したレシピです。 |
シジミ汁
旬の季節:夏 地域:赤須賀地区 材料(4人分)しじみ(ヤマトシジミ)・・・・・・・・・・・・・220g |
作り方①砂抜きしたしじみをざるにあけて、流水をかけながらもみ洗いする。 |
レシピの特徴・由来しじみ(ヤマトシジミ)は、木曽三川の河口域で、年間に約1,500トン漁獲されています。しじみの一大産地、桑名赤須賀では、シジミをたっぷり使った、赤味噌仕立ての濃厚なしじみ汁が、漁師に好まれています。 |
シジミのバター醤油炒め
旬の季節:夏 地域:赤須賀地区 材料(4人分)しじみ(ヤマトシジミ)・・・・・・・・・・・・・300g |
作り方①砂抜きしたしじみをざるにあけて、流水をかけながらもみ洗いする。 |
レシピの特徴・由来しじみ(ヤマトシジミ)は、木曽三川の河口域で、年間に約1,500トン漁獲されています。大きめのしじみ(ヤマトシジミ)を使った意外な食べ方です。しじみの味の濃厚さに、つまみだしたら止まりません。 |
ゼメ煮付け
旬の季節:夏 地域:香良洲地区 材料(1人分)ゼメ(ヒイラギ)・・・・・・・・・・・・・・・数匹 |
作り方①ゼメを水洗いし、頭と内臓を取り除く。子持ちの場合は卵は残す。 |
レシピの特徴・由来ゼメは、標準和名をヒイラギといいますが、一般にはあまりなじみのない魚かもしれません。キス釣りの仕掛けによくかかりますが、体表のぬめりが強いため釣り人には嫌われることも多いようです。しかし、夏には卵を持っているものもあり、煮つけにすると大変美味です。 |
マハタごはん
旬の季節:夏 地域:尾鷲地区 材料(4人分)マハタ(半身)・・・・・・・・・・・・・・・・200g |
作り方①マハタは厚めの斜め切りにし、振り塩をあてておく。 |
レシピの特徴・由来「幻の高級魚」と呼ばれるマハタは、白身で淡泊な味が特徴的です。県南部で養殖されており、三重県が生産量全国1位を誇ります。このレシピは、平成19年度牟婁地区漁協女性部連絡協議会で実施した水産料理教室において、北村光弘講師から伝授いただいたものです。 |
マハタソテー
旬の季節:夏 地域:尾鷲地区 材料(4人分)マハタ(半身)・・・・・・・・・・・・・・・・4切れ |
作り方①マハタに塩・こしょうをしておく |
レシピの特徴・由来「幻の高級魚」と呼ばれるマハタは、白身で淡泊な味が特徴的です。県南部で養殖されており、三重県が生産量全国1位を誇ります。このレシピは、平成19年度牟婁地区漁協女性部連絡協議会で実施した水産料理教室において、北村光弘講師から伝授いただいたものです。 |
鮮魚蒸豆腐
旬の季節:夏 地域:尾鷲地区 材料(4人分)マハタ(半身)・・・・・・・・・・・・・・・・ 4切れ |
作り方①マハタは切り身にし、軽く塩を振る。 |
レシピの特徴・由来「幻の高級魚」と呼ばれるマハタは、白身で淡泊な味が特徴的です。県南部で養殖されており、三重県が生産量全国1位を誇ります。このレシピは、平成19年度牟婁地区漁協女性部連絡協議会で実施した水産料理教室において、北村光弘講師から伝授いただいたものです。 |
シイラのオリーブオイルがけ
旬の季節:夏 地域:尾鷲地区 材料(4人分)シイラ(切身)・・・・・・・・・・・・・・・・適量 |
作り方①刺身程度の大きさに切り、塩をまぶす |
レシピの特徴・由来このレシピは、料理研究家の枝元なほみ氏が尾鷲市早田へ来られた際に料理されたレシピを、尾鷲水産室の技師が再現したものです。夏に盛期をむかえるシイラは、身が痛みやすく、鮮度保持が難しいので、新鮮なものを入手して作ってみてください。 |
シイラのセビーチェ
旬の季節:夏 地域:尾鷲地区 材料(4人分)シイラ(切身)・・・・・・・・・・・・・・・・適量 |
作り方①シイラは刺身状に切る |
レシピの特徴・由来このレシピは、料理研究家の枝元なほみ氏が尾鷲市早田へ来られた際に料理されたレシピを、尾鷲水産室の技師が再現したものです。セビーチェとはペルーの名物料理のことです。夏に盛期をむかえるシイラは、身が痛みやすく、鮮度保持が難しいので、新鮮なものを入手して作ってみてください。 |
シイラのユッケ
旬の季節:夏 地域:尾鷲地区 材料(4人分)シイラ(切身)・・・・・・・・・・・・・・・適量 |
作り方①シイラ切り身は一口サイズに切る |
レシピの特徴・由来このレシピは、料理研究家の枝元なほみ氏が尾鷲市早田へ来られた際に料理されたレシピを、尾鷲水産室の技師が再現したものです。夏に盛期をむかえるシイラは、身が痛みやすく、鮮度保持が難しいので、新鮮なものを入手して作ってみてください。 |
カツオ茶漬け
旬の季節:秋 地域:東紀州・志摩地域 材料(4人分)カツオ刺身・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 |
作り方①新鮮なカツオの刺身を、15分程しょうゆに漬けておく。 |
レシピの特徴・由来新鮮なカツオが水揚げされる志摩地域で古くから食べられている、シンプルながらも贅沢な漁師料理です。春に水揚げされ、引き締まった身とあっさりとした味が特徴的な「初鰹」とは対照的に、秋に水揚げされるカツオは「戻りガツオ」と呼ばれ、脂の乗った濃厚な味わいが楽しめます。熱いお茶をかけて湯通し状態になったカツオは、刺身とは一味違った味わいがあります。 |
カツオのなめろう
旬の季節:秋 地域:東紀州・志摩地域 材料(4人分)カツオ切身(刺身用)・・・・・・・・・・・・・ 100g |
作り方①カツオの切身を包丁でたたいて細かく刻む。 |
レシピの特徴・由来10月頃に水揚げされるカツオは「戻りガツオ」と呼ばれ、脂が乗った濃厚な味を楽しめます。好みの薬味を入れて豪快にたたいて食べてみてください。また、そのまま食べても美味しいですが、熱いご飯にのせて茶漬けにしたり、フライパンで焼いてハンバーグにするのもおすすめです。 |
大敷汁
旬の季節:秋 地域:東紀州地域 材料(4人分)サバ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1匹 |
作り方①サバは頭と内臓を取り、ぶつ切りにする。 |
レシピの特徴・由来定置網のことを漁村地域では「大敷き網」とも言い、水揚げが終わった後、冷えた体を温めるために、獲れた魚で味噌汁を作って食べていたのを「大敷き汁」と言うようになりました。具材として入れる魚はサバ、イカ、アジ、アンコウ等、季節に応じた好みのものを使います。魚種によって味も変わりますので、いろいろな魚で試してみてください。 |
大淀の漁師ピザ
旬の季節:冬 地域:大淀地区 材料(4人分)焼き海苔(味付けでないもの)・・・・・・・・・4~5枚 |
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作り方①牛乳と焼きのりをミキサーにかけ、のりが粉末状になったら、荒切りした玉ねぎを少しずつ入れ、 |
レシピの特徴・由来消費者の魚離れを残念に感じた大淀の漁業士5名が中心となって考案した自信作です。①海苔の香りをふんだんに味わえるソース、②前浜の旬の魚介類をトッピングしていること が特徴です。 |
アイゴぎょうざ
旬の季節:冬 地域:志摩地域 材料(4人分)アイゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1尾 |
作り方①アイゴを3枚におろし(トゲに注意!)、皮と骨を取り除き、包丁でミンチにする。 |
レシピの特徴・由来三重外湾漁業協同組合 志島地区女性部が考案したレシピ。海藻は、アワビやサザエの餌となるだけでなく、小さな魚のすみかにもなっていますが、この大切な海藻を食べつくしてしまうのがアイゴです。アイゴを食べて大切な海藻を守ろう!という発想から考案されたレシピです。 |
アイゴフライ
旬の季節:冬 地域:志摩地域 材料(4人分)アイゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2尾 |
作り方①アイゴを3枚におろし(トゲに注意!)、皮と骨を取り除き、適当な大きさに切る。 |
レシピの特徴・由来三重外湾漁業協同組合 志島地区女性部が考案したレシピ。海藻は、アワビやサザエの餌となるだけでなく、小さな魚のすみかにもなっていますが、この大切な海藻を食べつくしてしまうのがアイゴです。アイゴを食べて大切な海藻を守ろう!という発想から考案されたレシピです。 |
アオサのみそ汁
旬の季節:冬 地域:東紀州・志摩地域 材料(4人分)アオサ(乾燥)・・・・・・・・・・・・・・・・・40g |
作り方①乾燥したアオサは水でもどす。 |
レシピの特徴・由来三重県が全国一の生産量を誇る特産品であるアオサを使った簡単な料理です。家庭で作るいつものみそ汁にアオサを足してみてはいかがですか?アオサは煮すぎると色や香りが悪くなるので、最後にさっと入れるだけで十分です。 |
サンマ押し寿司
旬の季節:冬 地域:東紀州地域 材料(4人分)米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5合 |
作り方①さんまの頭を落とし内蔵をとり、腹開きにした後、骨を取り除き、両面に塩をふり約1時間静置する。 |
レシピの特徴・由来東紀州を代表する郷土料理です。さんまと言えば、脂ののったものを考えがちですが、東紀州で獲られるさんまは、脂が落ちてやせ細ったものです。しかし、さんま寿司を作るためには、このやせ細ったさんまが最も適しています。さんまは新鮮なものを使い、酢に漬けすぎないように注意しましょう。 |
ウツボ唐揚げ
旬の季節:冬 地域:志摩地域 材料(4人分)ウツボ切身・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 400g |
作り方①ウツボの切身は、ハモのように骨切りした後、一口大に切り、軽く塩・コショウする。 |
レシピの特徴・由来非常にどう猛で、海のギャングと恐れられるウツボですが、その身はコリコリした歯ごたえがあり、噛めば噛むほど味が出ます。また、皮もおいしく食べられます。東紀州地域ではよく一夜干しが売られています。そのまま焼いたり、唐揚げにして食べると絶品で、よい酒の肴になります。 |
魚のじふ
旬の季節:冬 地域:東紀州地域 材料(4人分)魚(ソウダガツオ、サバ、マグロ等)・・・・・・600g |
作り方①魚は一口大に切り、他の材料も食べやすい大きさに切る。 |
レシピの特徴・由来「じふ」とは、魚を使ったすき焼き風鍋のことです。紀伊長島~尾鷲にかけては、牛肉を使ったすき焼きよりもポピュラーな鍋料理です。ソウダガツオ、サバ、マグロなど新鮮な青魚を使います。 |
ハシキンメ刺身
旬の季節:冬 地域:尾鷲地区 材料(4人分)ハシキンメ・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 |
作り方①ハシキンメは3枚におろし、皮をはぐ。 |
レシピの特徴・由来ハシキンメは上品な白身の深海魚で、どんな料理でも活用することができます。 |