若松漁港 WAKAMATSU
種別:第1種 所在地:鈴鹿市北若松町
漁港指定:昭和30年10月21日 管理者:鈴鹿市
沿革
本漁港は、地先に好漁場があり古くから無動力漁船による曳網漁業が行われていたが、港は浜州を利用する浦浜漁港の形態であった。その間、長年の浸食作用と漁船の動力化及び大型化により漁港施設の必要性を生じ、新田川の河口を利用する漁港整備計画を進め、昭和29年市単独事業により泊地浚渫と護岸を完成させ、昭和30年に漁港指定を受けた。昭和28年の13号台風による災害復旧並びに助成工事として海岸堤防と若松水門が完成し、内港外港を有する漁港が誕生したが、漂砂による水門の閉塞現象が現れ、建設省による既設南防波堤の延長工事が行われた。その後昭和41、42年度に局部改良事業で防波堤の整備が行われ、昭和43年度からは第3、4次整備計画漁港の指定を受け、昭和47年度までの改修事業と昭和51~55年度の局部改良、海岸保全、県単改良事業等により現在の漁港施設が完成した。平成25年度からは水産物供給基盤機能保全事業を実施している。