答志漁港　TOUSHI

種別：第２種　所在地：鳥羽市答志町
漁港指定：昭和２８年６月２７日　管理者：三重県

沿革

　本漁港は、伊勢湾口答志島の東端部に位置し、付近は幾多の島嶼が散在する好漁場に恵まれているが、東南面は外海を控え漁船の係留、荷役は困難を極め、荒天時には遠く鳥羽港まで避難する等の状態が続いていたので、昭和4～8年度に修築事業で防波堤を築造、物揚場の造成及び泊地浚渫を施工し、また、地元が国庫助成を得て船揚場、魚貝干場を造成するに及んで漁港としての機能を発揮するに至った。しかし、漁船の増加と大型化の進行で泊地が極度に狭隘となったため漁港の整備を進めることになり、昭和30年度に整備計画漁港の指定を受け、第2次以降第8次計画まで事業を継続し、防波堤の築造、物揚場、船揚場等の造成、泊地浚渫を実施した。特に第7次計画からは新漁港を築造し従来の漁港とトンネルで連絡した。第9次計画では多様化する漁業活動に対応出来るよう旧漁港の再整備に着手した。平成14～21年度の広域漁港整備事業では岸壁、浮桟橋の整備等を実施した。