本県の東京2020パラリンピック聖火関連行事(聖火フェスティバル)は、2021年8月12日(木)から15日(日)の期間中に各市町が独自の手法で「採火」し、2021年8月15日(日)に各市町が「採火」した火を持ちより、県の火としてひとつに「集火」し、東京に向けて送り出す「出立」を実施しました。
なお、東京2020パラリンピック聖火フェスティバル(県内集火・出立式および県内市町採火)の模様については、下記からご視聴いただくことができます。ぜひ、ご覧ください‼
1.東京2020パラリンピック聖火関連行事 全体スケジュール
行事名 | 日 時 | 場 所 | 主催者 | 内 容 | |
聖火フェスティバル | 採火 | 8/12(木) ~15(日) |
各市町 | 各市町 | 共生社会への思いが込められた火を市町独自の手法にて採火を実施 |
県内 集火・ 出立式 |
8/15(日) | 県総合文化センター | 県 | 県内全29市町で採火された火を集火し、東京に向けた火の出立を実施 | |
全国集火式 | 8/20(金) 夜 | 東京都内 | 組織委員会 | 47 都道府県の火と大会発祥の地であるストーク・マンデビルの火を東京で一つに統合する「集火式」を実施 | |
開催都市内聖火リレー | 8/21(土) ~24(火) |
東京都内 | 統合された一つの「東京 2020 パラリンピック聖火」により開催都市内聖火リレーを実施 |
※ 採火・・・都道府県内の都市において、独自の火を起こすことであり、その火が「東京2020パラリンピック
聖火」の一部となります。
※ 集火・・・都道府県内の複数都市で「採火」を実施する場合は、それらの「採火」された火を県で「集火」
し、ひとつの火とします。
※ 出立・・・「集火」した火を東京に向けて送り出します。
東京2020パラリンピック聖火関連行事の概要
2.県内市町採火
本県では、県内全29市町で「採火」を実施します。
※採火の内容は、令和3年8月2日時点での概要です。今後変更となる可能性があります。
県名 | 項目 | 日付 | 市町 | 会場 | 採火方法など | 火の名称 |
三重県 | 採火 | 8月15日 | 桑名市 | 桑名市総合運動公園 多目的運動広場 | 市長と市民によるマイギリ式を用いた火熾し事業「桑名市採火式」を開催 | 桑名の火 |
8月13日 | いなべ市 | 北勢市民会館駐車場 | 市内で行われる祭りの終了後に採火する。 | いなべ市子どもの火 | ||
8月13日 | 木曽岬町 | 木曽岬町役場 | 町内の障がい者の方たちが順番にろうそく等に火を付けて採火する。 | きそさきの火 | ||
8月15日 | 東員町 | 東員町総合文化センター南 図書館前芝生広場 | 町内の児童が火起こしを行う。 | とういんひばりの火 | ||
8月12日 | 四日市市 | ばんこの里会館 | 陶磁器を焼く窯から採火する。 | 四日市 萬古の火 | ||
8月12日 | 菰野町 | 菰野西競技場 | 町内障がい者福祉サービス事業所の通所者の方々と職員にて太陽光を利用して採火する。 | こものの火 | ||
8月13日 | 朝日町 | あさひよつばの里ひまわり作業所 | 町内の生活介護事業所において、入所している障がいのある方と職員とで採火する。 | あさひ共生の火 | ||
8月13日 | 川越町 | 川越町総合センター | 太陽光または着火トーチを用いて採火する。 | かわごえ支え合いの火 | ||
8月12日 | 鈴鹿市 | 国府公民館 | 市内のモータースポーツに関連する工作体験教室で使用した火を活用して採火する。 | 鈴鹿の火 | ||
8月15日 | 亀山市 | 亀山市社会福祉センター | 伝統産業である「ろうそく」を使用して採火する。 | 亀山かがやきの火 | ||
8月15日 | 津市 | 津市産業・スポーツセンター | 障がい者スポーツ関係者等が採火する。 | サオリーナの火 | ||
8月12日 | 松阪市 | 三重県立松阪あゆみ特別支援学校 | 三重県立松阪あゆみ特別支援学校在校生と舞錐式火起こし器を用いて採火する。 | 松阪の火 | ||
8月12日 | 多気町 | 多気町社会福祉協議会 くすのき作業所 | 障がい者支援施設利用者の手作りロウソクの火を用いて採火する。 | TAKI火 | ||
8月15日 | 明和町 | いつきのみや地域交流センター | 町内の障がい者福祉サービス事業所で製作する木炭の火を用い、施設利用者と協力して採火する。 | 明和町 共生社会実現の火 | ||
8月12日 | 大台町 | 大台町栃原 出張遺跡 | 旧石器時代に行っていたであろう、火おこしで採火する。 | おおだいの火 | ||
8月13日 | 伊勢市 | 三重県営総合競技場 | 伊勢神宮の恒例祭典で使用されている「火きり具」での火起こしと同じ方法で採火する。 | 伊勢 生成りの火 | ||
8月15日 | 鳥羽市 | 市内海女小屋 | 障がい者のかたと海女が共同で火をおこし、海女小屋で体を温める火を採火する。 | とばの火 | ||
8月15日 | 志摩市 | 市内海女小屋 | 「海女小屋」の火場の火から採火する。 | 「御食国志摩」の伝統文化が織りなす次世代へつなぐ希望の火 | ||
8月13日 | 玉城町 | 玉城町保健福祉会館敷地内 | 参加者ひとりひとりが花火をもって円になり、花火の炎を受け渡し、最後は焚火台に炎を移し採火する。 | 玉城共生の火 | ||
8月12日 | 度会町 | 乙女岩頂上(度会町川上地区) | 県指定文化財である「小川郷の火打石」にちなみ、度会町内で採取した「火打石」と火打鎌を擦り合わせて火花を起こし採火する。 | わたらいの火 | ||
8月13日 | 大紀町 | 大紀町コンベンションホール | マイギリ式で火を起こす。 | 大紀町の火 | ||
8月12日 | 南伊勢町 | ふれあいセンターなんとう | 町内の障がい者サービス事業所、身体障害者福祉会などの代表者が採火する。 | 南伊勢町の火 | ||
8月13日 | 伊賀市 | 伊賀の焼物登り窯前 | 伊賀の焼物登り窯の薪から採火。 | すえ 伊賀陶の火 |
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8月14日 | 名張市 | 名張市民広場 | 市内のゆかりのある火、障がい者施設の火等を「火縄(名張市上小波田)」により採火 | 地域共生社会創造の火 | ||
8月12日 | 尾鷲市 | 三重県立特別支援学校 東紀州くろしお学園おわせ分校 |
生徒の皆さんが、着火石で火をおこすことにより採火する | 共にともした「友の火」 | ||
8月12日 | 紀北町 | 紀北町役場本庁 | 障がい者スポーツ関係者が、キャンドルトーチを用いて採火する。 | きほくの火 | ||
8月15日 | 熊野市 | 道の駅 熊野・花の窟(お綱茶屋) | 市内の障がい者団体、障がい福祉サービス事業所により火起こし用具を使用して採火 | 熊野の火 | ||
8月15日 | 御浜町 | 御浜町役場 | みかんを活用したバイオ燃料を使用して採火する | みはま未来への火 | ||
8月14日 | 紀宝町 | 紀宝町福祉センター | 障がい者サービス事業所内にて、利用者の方々等が思いを込めたキャンドルから採火する。 | きほうの火 ~ 絆・思いやりの灯 ~ |
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聖火ビジット | 県内市町の庁舎をはじめ、スポーツ・文化施設、福祉施設を中心に県内複数市町で実施します。 |
※ 聖火ビジット・・・採火した火をランタンに入れ、県内の景勝地やパラリンピックに親和性のある場所への
訪問をします。
※ 東京2020パラリンピック聖火リレースポンサー権利保護から、ネーミングライツでの名称は使用できないことになっています。
3.県内集火・出立式
県内集火・出立式は、直近の感染状況をふまえて検討した結果、観覧を取りやめ、「無観客」で実施することとなりました。ご理解いただきますようお願いします。
なお、県内集火・出立式の模様(録画映像)については、県ホームページなどで後日配信します。
(1)日 時 8月15日(日)18:00~18:30
(2)会 場 [式典実施場所]三重県総合文化センター祝祭広場(津市一身田上津部田1234)
(3)内 容
①市町代表者29人による集火皿への点火
・市町の火を紹介したあと、4地域4つの火に集約
②4地域の火を集火する担当者4名による聖火皿への点火
・4つの火を「三重県の火」として1つに統合
・4地域の火を集火する担当者(4名)
【東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレー三重県実行委員会委員】
田中 麻莉絵さん(たなか まりえ) 元三重県ヘルプマークアンバサダー
【ダイバーシティ関係等の専門家】
山田 ロサリオさん(やまだ ろさりお) 特定非営利活動法人日本ボリビア人協会理事長
【実績ある県内パラアスリート】
坂倉 航季さん(さかくら こうき) リオ・デジャネイロ大会 パラ水泳出場
【障がい者の社会参加に熱心に取組む障がい生徒】
西川 夢さん(にしかわ ゆめ) 県内中学生、車いすテニス競技者
③知事が県代表出立者の持つトーチへ点火、県代表出立者が出立
・「三重県の火」を東京に向け送り出す
・県代表出立者(1名)
前田 浩司さん(まえだ ひろし) 三重県障がい者スポーツ協会会長
④聖火展示(参加者のみ観覧・写真撮影可)
(4)一般観覧申込方法(観覧募集は終了しました。多数お申し込みいただきありがとうございました。)
①対 象 三重県内にお住まいの方
②募集期間 7月28日(水)12:00~8月10日(火)24:00
③募集人数 300名(先着順)
④応募方法 専用のWEB申込フォームからお申し込みください。
(申込フォーム:https://va.apollon.nta.co.jp/paralympics2020_festival/)
⑤結果通知 申し込みいただいた順に観覧決定通知を送付します。(定員に達し次第終了)
(5)感染対策について
・本イベントは、適切な感染防止対策を行ったうえで開催します。
・緊急事態宣言が発令された場合、宣言区域にお住まいの方、体調不良の方は参加できません。
・当日の体調確認、マスクの着用、手洗いにご協力をお願いします。
・「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」のインストールにご協力をお願いします。
・会場での「安心みえるLINE」の登録にご協力をお願いします。
(6)合理的配慮について
・手話通訳および筆談担当をそれぞれ配置します。
4.全国集火式
(1)日 時 令和3年8月20日(金)時間未定
(2)会 場 迎賓館赤坂離宮(東京都港区元赤坂2-1-1)
(3)全国集火式に出席する県代表者 ※県代表者は各県1名です。
前田 浩司さん(まえだ ひろし) 三重県障がい者スポーツ協会会長
5.開催都市内聖火リレー
(1)日 時 令和3年8月21日(土)~24日(火) ※県代表ランナーの走行日はいずれか1日
(2)場 所 東京都内
(3)開催都市内聖火リレーにおいて走行する県代表ランナー ※県代表ランナーは各県1名です。
細川宏史さん(ほそかわ ひろし) パラ競泳選手
※全ての公道でのリレー走行を見合わせ、セレブレーション会場等で点火セレモニーを実施することとなりま
した。
6.リンク
・東京2020公式ウェブサイト パラリンピック聖火リレーページ(外部リンク)