中学校部活動の「地域連携・地域移行」の必要性
深刻な少子化の影響により、全国の中学校の部活動で『部員数が少なく、大会に出場できない』
『廃部や休部により、やりたい部活動が学校にない』
といった状況があります。
また、県中学校保健体育等実態調査(令和6年8月実施)からも
『約4割の教員が、競技経験や指導経験がない部活動の顧問をしている』
といった課題が浮き彫りになっています
三重県15歳人口
(H30~R4までは各年度の中学3年生徒数 R5~13まではR5学校基本調査の児童生徒数 R14以降は出生数)
・
平成30年との比較:令和 7年では1,496人( 37学級分)の減少
:令和13年では3,221人( 81学級分)の減少
:令和19年では6,198人(155学級分)の減少
※1学級40人で換算
・
≪令和6年度中学校保健体育等実態調査より≫
※4割以上の中学校で選択肢が限られています
三重県内運動部活動設置中学校数 :149校 (公立のみ)
運動部活動設置数が3の中学校 : 28校
運動部活動設置数が2の中学校 : 27校
運動部活動設置数が1の中学校 : 7校
※設置数は、男女それぞれの生徒にとって選択可能な部活動数とします。
部活動の「地域連携・地域移行」とは?
『 地域連携 』とは部活動指導員等の地域人材を活用したり、複数校でまとまり合同部活動
として子どもたちの活動機会を確保するもの(学校教育の一環)
『 地域移行 』とは
これまで学校が主体となってきた部活動を、新たに地域が主体となった
活動として子どもたちの活動機会を確保するもの(社会教育の一環)
・
三重県では、将来にわたり、子どもたちが希望するスポーツ・文化芸術活動に取り組めるよう、中学校における休日の部活動を、学校単位ではなく地域単位で「合同部活動」や「地域クラブ活動」として実施できる環境づくりを進めています。
三重県の取組
◆部活動のあり方検討委員会 ≪令和2年10月~≫【設置要綱】 【令和6年度委員一覧】
・
◆三重県部活動ガイドラインおよび新たな地域クラブ活動方針 ≪令和5年12月≫
【 全 文 】 【地域移行イメージ】 【地域移行モデル】 【R5実証事業事例】
・
◆「部活動の地域移行スタートアップ補助事業」 ≪令和6年度≫
【 概 要 】 【補助金交付要領】 ※市町が行う部活動の地域移行を目指した取組を支援
・
◆ JSPO公認 スポーツコーチングリーダー養成講習会 ≪令和6年7月≫
【開催要項】 【日程表】
・
◆地域クラブ活動「人材バンク」 ≪令和6年度中に運用開始予定≫
・
周知・広報活動
・県政だより みえ ・伊勢新聞令和6年10月号 令和6年10月19日掲載
(PDF) (PDF)
・
・CBCテレビ_チャント! ・三重TV_県政だより みえ
「よしお兄さんのみえ推し」 令和6年10月20日放送
令和6年10月16日放送
(動画:04分34秒) (動画:14分01秒)
(開始07分04秒~終了12分08秒)
地域スポーツクラブ活動への移行に向けた実証事業
◆令和5年度 取組市町【四日市市】 【 菰野町 】 【 大台町 】 【 志摩市 】
・
◆令和6年度 取組市町
【 桑名市 】 【四日市市】 【 菰野町 】 【 鈴鹿市 】 【 大台町 】
【 志摩市 】 【 伊賀市 】
県内の取組
◆ (公財)三重県スポーツ協会
【X:旧ツイッター】 【インスタグラム】
・
「中学校部活動改革推進事業」(県スポーツ推進課委託事業)
【総合型クラブ体験会日程】
◆ NPO法人あのうスポーツクラブ
「経ヶ峰クラブプロジェクト」(日本郵便年賀寄付金助成事業)
・第1回実証事業(R6.7.3)
(動画:02分11秒)