令和６年三重県議会定例会　知事提案説明（追加提案・その１０）

　ただいま上程されました議案について、概要を説明いたします。
　認定第5号から第16号までは、令和5年度一般会計及び特別会計にかかる歳入歳出決算について、それぞれ認定をお願いするものです。
　一般会計につきましては、歳入決算額は8,812億6,300万円余(よ)、歳出決算額は8,392億3,100万円余(よ)で、歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支から、翌年度へ繰り越すべき財源である308億6,000万円余(よ)を差し引いた実質収支としまして、111億7,100万円余(よ)の剰余が生じました。
　このうち、2分の1に相当する55億9千万円を地方自治法第233条の2の規定に基づき財政調整基金に積み立て、残余の55億8,100万円余(よ)を翌年度へ繰り越すこととしました。
　また、県債管理特別会計など11の特別会計につきましては、歳入決算額は3,342億6,200万円余(よ)、歳出決算額は3,308億1,500万円余(よ)で、歳入決算額から歳出決算額を差し引いた実質収支としまして、34億4,700万円余(よ)の剰余が生じましたので、翌年度に繰り越すこととしました。
 
　次に、報告事項について説明いたします。
　報告第20号は、私債権の放棄について、条例に基づき、報告するものです。
　報告第21号及び第22号は、関係法律に基づき、健全化判断比率及び特別会計の資金不足比率について、それぞれ報告するものです。
　なお、令和5年度決算及び健全化判断比率等につきましては、監査委員の審査を経ておりますことを申し添えます。
 
　以上をもちまして提案の説明を終わります。
　なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。