第2回三重県聴覚障害者支援センター指定管理者選定委員会を下記のとおり開催しました。
記
1 開催日時 令和6年10月2日(水)10時から11時30分まで
2 開催場所 三重県合同ビル 4階 G402会議室
(三重県津市栄町1丁目891 番地)
3 出席委員 武田誠一委員、渡邉功委員、坂口知子委員、野口あゆみ委員、黒宮健一委員
4 議事
(1)審査方法について
事務局からヒアリングや採点方法等について説明しました。
(2)事業計画説明及びヒアリング
申請者による事業計画説明と質疑応答を行いました。
(3)審査
指定管理候補者選定にかかる審査を行いました。
ア 審査結果(評価点数)
指定申請書の提出があった1団体について審査した結果は次のとおりです。
申請団体名 一般社団法人三重県聴覚障害者協会
審査結果 79.8点(100点満点)
イ 指定管理候補者の選定(講評)
選定委員会において審査を行った結果、次の理由により一般社団法人三重県聴覚障害者協会が
指定管理候補者として相応しいと判断しました。
・平成24年度のセンター設立時から指定管理を受託し、適切に運営してきた実績を有しており、
蓄積されたノウハウの活用や事業の継続的な実施等、安定した施設運営が期待できる。
・申請団体は、「聴覚障害者の自立及び社会参加に関する事業を行うことにより、聴覚障害者の
社会的地位の向上及び福祉増進を図り、もって公共の福祉に寄与すること」を目的とした団体
であり、聴覚障がい者を取り巻く現状と課題を適切に把握し、当事者に寄り添った施設運営が
期待できる。
・県が示す施設運営の基本的な方向性及び運営方針に沿った提案であり、聴覚障がい者が抱える
意思疎通の障壁を解消し、きこえる人ときこえない人がお互いに尊重し合いながら共に暮らし
やすい三重県づくりに寄与する内容となっている。
なお、以下の点について、より適切な事業実施に努められたい。
・事業の実施にあたっては、県が求める成果目標のみならず、自主的な目標を設定し、それらの
達成に努めるとともに、施設の効用を最大限に発揮し、県民サービスの向上に取り組むこと。
・若年層の利用が多いSNSを活用するなど、若年層への広報を意識した取組を通じて、手話通訳者
等意思疎通支援を担う人材の養成に取り組むこと。
5 会議の公開・非公開
会議は非公開で行いました。
6 非公開の理由
ヒアリングや選考審査には、公開できない法人情報(非開示情報)が含まれることから、三重県情報公開条例第27条の規定に基づき非公開とします。
【参考】三重県情報公開条例(抜粋)
第27条 実施機関に置く附属機関及びこれに類するものは、その会議(法令又は他の条例の規定に
より公開することができないとされている会議を除く。)を公開するものとする。ただし、次に掲げる場合であって当該会議で非公開を決定したときは、この限りでない。
(1)非開示情報が含まれる事項について審議、審査、調査等を行う会議を開催する場合
(2)会議を公開することにより、当該会議の公正又は円滑な運営に著しい支障が生ずると認められる場合