第2回三重県視覚障害者支援センター指定管理者選定委員会を、以下のとおり開催しました。
1 開催日時 令和2年10月14日(水) 15時00分から16時30分
2 開催場所 三重県勤労者福祉会館 4階 第3教室(津市栄町1丁目891)
3 出席委員 武田誠一委員、村田直樹委員、坂口知子委員、川端伊澄委員、塚本裕子委員
4 議事
(1)審査方法について
事務局からヒアリングや採点方法等について説明しました。
(2)事業計画説明及びヒアリング
申請者による事業計画説明と質疑応答を行いました。
(3)審査
指定管理者候補者選定にかかる審査を行いました。
ア 審査結果(評価点数)
指定申請書の提出があった1団体について審査した結果は次のとおりです。
申請団体名 社会福祉法人三重県視覚障害者協会
審査結果 79.1点(100点満点)
イ 指定管理者候補者の選定(講評)
選定委員会において審査を行った結果、次の理由により社会福祉法人三重県視覚障害者協会が
指定管理者候補者として相応しいと判断しました。
・生活相談から、生活訓練に繋げて生活の向上を図るなど、視覚障がい者の生活を良くしたい
という姿勢が感じられる。
・サピエ図書館(視覚障がい者専用のネットワークサービス)の利用や、福祉の視点に立った
レファレンス機能などにより、利用者のニーズに応じた点字図書館事業が期待できる。
・視覚情報を音訳する機器など、利用者のニーズに応じて新しいICT機器等を積極的に取り
入れており、視覚障がい者の日常生活における利便性の向上に資することが期待できる。
・来館者の手指の消毒や検温の徹底、「安心みえるLINE」の登録推奨を行うなど、新型コ
ロナウイルス感染症等の感染症防止対策が適正に行われると期待できる。
・来館者アンケートの結果をしっかり受け止めており、サービスの向上や利用者の立場に立っ
たセンター運営が期待できる。
なお、以下のことについて配慮されたい。
・点訳奉仕員の養成講座受講者が増加するよう引き続き努力されたい。
・遠方に住む方への情報提供の観点から、市町との連携を図られたい。
5 会議の公開・非公開
会議は非公開で行いました。
6 非公開の理由
三重県情報公開条例第7条第3号に規定する非開示情報が含まれる事項について審議するため、
同条例第27条第1号の規定に基づき、非公開としました。
申請内容には、公開できないノウハウや個人情報等に関する情報が含まれており、公開される
ことで申請団体の正当な利益が害される可能性があります。
また、会議を全面的に公開すると、率直な意見の交換や意思決定の中立性が不当に損なわれる
など、当該会議の公正又は円滑な運営に支障がでる可能性があるため非公開としました。