三重県立熊野古道センター条例に基づく三重県立熊野古道センター指定管理者選定委員会を、下記のとおり開催しました。
1 開催日時 令和6年10月9日(水)10時00分から11時30分まで
2 開催場所 三重県尾鷲庁舎3階301会議室(馬越ルーム)
3 出席者 櫻井治男委員長、梅谷陽子委員、平山泉委員、山下謙一郎委員、湯浅祥司委員
⇒三重県立熊野古道センター指定管理者選定委員会規則第3条第2項の要件(委員の
過半数の出席)を充足しており、会議は成立しました。
4 議事概要等
三重県立熊野古道センターの指定管理候補者選定にかかる最終審査を行いました。
(1)審査結果
指定申請書の提出があった2団体について審査した結果は次のとおりです。
(1位) 申請団体名:特定非営利活動法人熊野古道自然・歴史・文化ネットワーク
審査結果 :414.4点(500点満点)
(2位) 申請団体名:NPO法人ECCOM
審査結果 :366.5点(500点満点)
(2)指定管理候補者の選定
審査結果及び以下の提案を評価し、「特定非営利活動法人熊野古道自然・歴史・文化ネットワー
ク」が指定管理候補者に相応しいと判断しました。
・熊野古道及びその周辺地域の自然・歴史・文化を守り、活かしていくために必要な「本質を理解
するためのサポート」、「次世代への継承」といった観点が十分意識された提案であること
・開催を予定している企画展、交流事業等の企画内容が具体的で、利用者の声を反映したものとな
っており、かつ施設の管理を含め実現性の高い提案であること
・特色ある企画展の開催や東紀州地域を中心とする人々・団体、学校との連携を積極的に行うな
ど、熊野古道センターと地域を結び、交流を定着させる具体的な提案がなされていること
なお、以下の点に課題があると考えますので、注力するよう期待します。
・国内外の世界遺産登録地との連携や情報交換をどのように展開しセンターの役割を果たすかとい
う点について、更なる検討が必要であること
・堅実さがよく表れている一方で、昨今の訪日外国人旅行者の増加や情報技術の発展などの社会の
変化に応じた新たな集客及び情報発信手法を検討すること
・新しい情報技術を取り入れた効率的な施設管理、利用者サービスの向上に努めること
5 会議の公開・非公開
会議は、非公開で行いました。
6 非公開とした理由
選考審査には、公開できない法人情報(非開示情報)が含まれることから、三重県情報公開条例
第27条の規定に基づき非公開とします。