令和7年2月19日(水)、令和6年度第1回三重県地方産業教育審議会を開催し、「職業教育の充実・発展のための推進計画」の取組状況について審議を行いました。
1 開催日時
令和7年2月19日(水) 13時30分から15時30分まで
2 開催場所
三重県庁 教育委員室
3 出席者
三重県地方産業教育審議会委員 10名
会 長:松岡 美江子 マツオカ建機株式会社代表取締役会長
副会長:中村 佳子 株式会社丸中商店代表取締役社長
委 員:磯部 由香 三重大学教育学部名誉教授
伊藤 文子 三重県立学校長会役員
稲葉 崇 三重県雇用経済部副部長
川北 睦子 株式会社Eプレゼンス代表取締役
藤岡 充昭 一般社団法人三重県労働者福祉協議会専務理事
森 聖志 一般社団法人三重県介護福祉士会会長
森田 幸利 三重県農業協同組合中央会専務理事
横山 史子 株式会社横山食品代表取締役
4 審議の概要
教育委員会から「各職業学科における令和6年度の取組」を報告した後、「職業教育の充実・発展
のための推進計画」を踏まえた取組の成果と課題について審議を行いました。
委員からの主な意見は以下のとおりです。
(主な意見)
・ 今後、社会において様々な分野の人と協働していくことがさらに求められるので、生徒が他学
科の取組を見て学ぶ機会や、学科を越えて連携する取組をさらに充実させてほしい。
・ 企業でもデジタル人材が不足している。プログラミングや生成AI等の技術を活用して、課題
解決できる人材育成を今後も進めてほしい。
・ ドローンをプログラミングで制御する技術の習得や、フェイク動画を見分けることができる教
材を利用した情報モラル学習等、最先端の学びを外部のサービスやコンテンツを活用して進めて
ほしい。
・ 実社会で活躍できる人材の育成に向けて、生徒に主体性や起業家マインドを醸成することが大
切であり、そのために自ら考え、責任を持って取り組める力を育んでほしい。
・ 生徒がインターンシップで企業を訪問し、企業のことを知る機会や、経営者等による講演を聞
き、働く意義を考える機会をさらに充実させてほしい。
5 今後の対応
審議会での意見を踏まえ、「職業教育の充実・発展のための推進計画」に沿った取組を進めてまい
ります。次回の地方産業教育審議会は、令和7年9月頃に実施する予定です。