1 日時 令和6年12月12日(木)19時00分から20時55分まで
2 場所 三重県熊野庁舎 大会議室
3 概要
当協議会の設置要綱に基づき、関係者として御浜町、紀宝町の中学校から校長代表1名ずつの出席を求
め、各市町における中学生の状況を共有しました。その上で、令和7年度に木本高校と紀南高校を統合し
て開校する熊野青藍高校(木本校舎・紀南校舎)について、両校の校長をリーダーとするワーキング会議
における検討状況を報告し、各課程、学科(系列・コース)の学びのあり方などについて協議を行いまし
た。
主な意見は次のとおりです。
≪各市町の中学生の状況について≫
(◇:各市町中学校長からの報告)
◇(紀宝町)これまでの木本高校と紀南高校の実績から、中学生の進路選択の軸が熊野青藍高校であること
は変わっていない。しかし、和歌山県立新宮高校が令和7年度入学生から実施する全国募集の影響もあ
り、地域の中学校が独自に実施している11月調査では、熊野青藍高校への進学希望者数が7月調査と比
べて少し減っている。明確に目標がある生徒が各高校のオープンスクールに参加し、より自分のニーズに
合った学校へと志望先を変えているようだ。
◇(御浜町)11月調査と7月調査を比べると、紀南校舎への進学希望者数は変わっていないが、木本校舎
への進学希望者数は減少しており、その減少分の約半数は、近大新宮高校へと希望を変更している。オー
プンスクールや各中学校における学校説明会で、熊野青藍高校について説明をしてもらっているが、特に
木本校舎の魅力が十分に伝わっていないように感じている。
◇(熊野市)当市の中学生が他地域の高校への進学を希望する理由の多くは部活動である。子どもたちが高
校を選択する際に、部活動が大きなウェイトを占めていることをふまえて、熊野青藍高校の活性化につい
て協議を進めてほしい。一方で、大学進学をはじめとするキャリア形成に関しては、引き続き熊野青藍高
校への期待は大きいものがある。
〇 中学生の志望が時間とともに県立高校から近大新宮高校へ移っていく傾向は、統合前と変わっていな
い。この要因をしっかりと分析し、次年度以降も志願者の増加に努める必要がある。ワーキング会議や当
協議会における検討状況を子どもたちや保護者にどのように伝え、理解してもらうかなど、もっと小中学
校と連携をとって進めてほしい。
≪熊野青藍高校の学びについて≫
(WL)=熊野青藍高等学校ワーキングリーダー(木本高等学校長、紀南高等学校長)
〇 スクール・ポリシーとキャリア教育プログラムの関連性が見えにくい。グラデュエーション・ポリシー
に掲げられている自己肯定感を高めるために、具体的にどのようなプログラムを組むのかが大切である。
また、子どもたちの自己肯定感の高まりをどのように評価していくのかについても考える必要がある。生
徒がさまざまな活動を通じて何を学び、何ができるようになるのかという視点を大切に、開校に向けた準
備を進めてもらいたい。
〇 地域の事業所はどこも人手が足りない状況である。授業内容やキャリア教育についての説明を聞いて
も、子どもたちが将来地元に戻って活躍してくれるイメージが湧いてこない。行政も含めて地域を活性化
するとともに、この地域を大切にし、この地域で活躍する人材を育てるということも一つの方向性として
考えてほしい。
〇 現在紀南高校で行っている通級指導を引き続き実施し、さらに充実させてほしい。
⇒(WL)通級指導については、熊野青藍高校においても引き続き実施していく。
○ 開校にあたり教員の加配や予算措置などについて、県からの支援をお願いしたい。
⇒(事務局)校舎間交流のためのバスを中心として予算を計上している。また、教員配置についても学級
減に伴って教職員定数は減るが、できる限りの配慮はしたいと考えている。
≪部活動について≫
〇 部活動の方針については、もっと早い段階で出してほしかったというのが率直な思いである。野球部や
女子バスケットボール部への入部を希望する生徒が、少なからず近大新宮高校への進学を希望しているこ
とも考慮してほしい。
〇 もっと早期に中学・高校間で情報共有をしておくべき事項であった。部活動に限らず、日常的に情報共
有を行い、地域の子どもたちが他県へ流出していることに危機感を持って取り組んでほしい。
⇒(WL)本日委員の皆様からいただいたご意見は全教職員に共有し、今後の取組に生かしていく。
≪開校式について≫
資料13に示された日程(4月8日)から、令和7年4月9日(水)に変更して開催することがWLよ
り報告されました。