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令和06年09月17日

令和6年度第1回鈴鹿亀山地域高等学校活性化推進協議会を開催しました

1 日時  令和6年7月29日(月)19時00分から21時00分まで
2 場所  三重県鈴鹿庁舎 46会議室
3 概要
  「県立高等学校活性化計画」や、令和5年度に生まれた子どもたちが中学校を卒業す
 る15年先までの鈴鹿亀山地域の中学校卒業者の減少の状況をふまえ、当地域において
 15年先に求められる(実現したい)学びや、高校のあり方について協議しました。
  また、地域の中学生や保護者を対象としたアンケート調査の質問内容や実施方法等に
 ついて検討しました。
  主な意見は次のとおりです。


≪鈴鹿亀山地域で実現したい学びや高校のあり方について≫
○ 当地域の県立高校の学びの選択肢がこのままであれば、15年先までにかなりの学級
 数を減らさざるを得ない。しかし、四日市地域や津地域の専門高校へ一定数の生徒が流
 出していることをふまえると、鈴鹿市内の高校に工業、商業、農業などの職業系の専門
 学科を設置することで、学級数の減少を抑えることができるのではないか。市内の事業
 所からも人手不足であるという声が大きくなっており、ぜひ設置を検討してほしい。
○ 大学進学を考えている中学生の多くが、四日市地域や津地域の普通科高校へ進学して
 おり、以前と比べて神戸高校の魅力が低下しているように感じる。当地域の子どもたち
 を地域に残していくための取組をするべきではないか。例えば、当地域に公立の中高一
 貫教育校を設置するのも、ニーズがあれば1つの選択肢になりうるのではないか。
○ 部活動が充実していることは、高校を選択する際の大きな魅力の1つとなっている。
 全ての高校が小規模化されて、十分な部活動ができなくなってしまわないよう、部活動
 の活性化という視点も大切にしてほしい。
○ 工業高校を設置するには、施設整備のために多額の予算が必要となる。少子化が進む
 中にあっては、既存の学科・コースの学びに予算を投入し、時代のニーズに沿った専門性
 の高い学びを充実させるほうがよいのではないか。
○ 当地域に専門高校をつくったとしても、他地域の実績のある専門高校を上回る魅力が
 なければ、近いというだけで生徒は選んでくれないだろう。
○ 人の役に立ちたい、地域の力になりたいと思っている地元志向が強い中学生は多い。
 四日市地域や津地域へ進学する生徒も一定数いるものの、当地域の各県立高校のニーズ
 は高いと感じている。
○ 令和2年度に就学支援金制度が拡充されたことにより、県立高校と私立高校の経済的
 負担の差が小さくなったため、生徒は学校の特色をより重視して高校を選ぶようになっ
 ている。県立高校の学びと配置のあり方については、私学の状況もふまえて総合的に考
 える必要がある。
○ それぞれの学校が特色化・魅力化に取り組み、情報発信に努めているが、即効性のあ
 る取組もあれば徐々に浸透する取組もある。今後も学校関係者評価委員会等の意見を聞
 きながら、学校の活性化に取り組み続ける必要がある。


≪アンケートの内容や実施方法について≫
○ こども大綱がめざす「こどもまんなか社会」の視点から、子どもたちが新たな発想で
 アンケートの設問を考えてもよかったのではないか。
○ 地域の中学生のニーズを把握するために、「鈴鹿亀山地域にどんな高校があれば通いた
 いと思うか」という設問を加えてはどうか。


附属機関等会議概要

関連資料

  • 事項書(PDF(109KB))
  • 第1回配付資料(PDF(4MB))
  • 【別冊資料】R4伊勢志摩・紀南のまとめ(抜粋)(PDF(974KB))
  • 別添資料「県立高等学校活性化計画」(PDF(1MB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育政策課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2951 
ファクス番号:059-224-2319 
メールアドレス:kyosei@pref.mie.lg.jp 

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