平成３０年度第２回三重県森林審議会森林保全部会の開催結果

１　日時
　　平成３０年８月２０日（月）１１時０５分から１２時００分まで
２　場所
　　多気町役場２階　協議会室　（多気郡多気町相可１６００番地）
３　出席委員
　　７名
４　議題
　　多気町地内における滞在型複合施設用地の造成に係る林地開発許可申請について
５　会議の公開・非公開
　　会議は公開で行われました。
６　傍聴者数
　　４名
７　結果
　多気町地内における滞在型複合施設用地の造成に係る林地開発許可申請に関する審議が行われました。
　なお、審議内容をとりまとめた結果については、平成３０年９月２１日付けで三重県森林審議会長から知事に答申されました。

（答申内容）
　合同会社三重故郷創生プロジェクトによる多気町地内における林地開発許可申請については、次の事項に留意し、対応する必要があります。
（１）造成森林の計画地（特に岩盤の掘削面）については、確実に森林が造成できるようにするため、専門家において、植栽場所の地盤及び既存植生の状況に応じた適切な工法及び樹種を再検討し、その結果を当審議会へ報告すること。
（２）残置及び造成森林の管理については、その責任を明確にして、将来にわたり確実に森林の状態を維持・管理できる体制を整えること。
（３）洪水調整池の堤体の施工（特にため池における堤のかさ上げ等）及び盛土の造成については、岩盤の流れ方向等を考慮し、安全な工法を検討すること。
（４）林地開発行為地後背部からの土石流等の発生により、当該行為地周辺部の下流側に防災上及び環境保全上の悪影響を及ぼさないよう対策を講じること。